2021-01-01から1年間の記事一覧
2021中日スポーツ大賞 昨年に続いてコロナ禍での開催となった今年のペナントレース。半分程度しか埋まらないスタンドは寂しいものだが、ドラゴンズの戦いぶりはもっと寂しかった。開幕前から不安視されていた貧打は最後まで解消されることなく、ついに与田監…
8年ぶりのAクラスという昨季の結果を受けて本気で優勝を目指した2021年シーズンは、残念ながら借金生活と下位低迷に逆戻りの一年となってしまった。 オフには新政権が誕生。ファンの気持ちもすっかり来シーズンに傾いてるが、ここであらためてドラゴンズの20…
来るか…来ないか…そろそろか…まだ来ないか… 今日一日をこんな感じで過ごした人も多かろう。まるで採用の通知メールを待つように。あるいは気になるあの子からのLINEの返事を待つように。我々中日ファンが待って待って待ち続けた一報は、18時の時報と共にやっ…
2日続けてM-1の話になるが、今大会でとても胸が熱くなったシーンがある。それは漫才ではなく、トークでのやり取りだった。 決勝10組目に登場した “もも” というコンビ。「ノーガードしゃべくり乱打戦」の煽り文句が示すとおり、相方の容姿を交互にいじり合い…
かつてサッカー人気が急拡大していた頃、ワールドカップこそがプロ野球・日本シリーズに替わる国民的コンテンツになったという言説をよく目にした。それは視聴率や世間の盛り上がり的にみても、あながち見当外れではない。ただ、4年に一度の周期で文字どおり…
「プロ野球の世界は夢がある。同時に、厳しい世界でもある。それを知ってほしいという思いがあるんです。給料が下がった時には、自分への戒めにできる」 ソフトバンク・高橋礼の言葉である。通常、プロ野球選手の年俸は取材をもとにはじき出した「推定額」が…
「月刊ドラゴンズ」12月号が売れに売れているらしい。立浪監督の笑顔が眩しい最新号は先月22日の発売と同時に瞬く間に店頭から姿を消し、今なお売り切れの店舗が絶えないという。知り合いの書店員いわく「こんなに月ドラが売れるのはウーやんが再婚した時以…
ヤニで固めてる タンクちぎれて あふれ出したんだ “愛という憎悪” THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの「スモーキン・ビリー」を狂ったように聴きまくっていた中学生の頃。CDラジカセのスピーカーから鳴り響く、割れんばかりの爆音はこの世でいちばんイケてる音楽…
ゆく人がいればくる人もいるのが球界の摂理。又吉克樹の移籍表明により、界隈は俄然ソフトバンクから獲得するであろう人的補償の話題でにぎわっている。 お金のない中日の事なので、ややもすれば金銭補償を選びかねないと危惧されていたが、加藤球団代表が「…
“使い勝手のいい存在” ほど、使う側から見てありがたいモノはないと思うのだ。料理でいえば玉葱とじゃがいも。何に使うのか決まっていなくても、とりあえず常備していないと落ち着かない存在だ。スーパーに行ったらまずカゴに放り込むツートップ。冷蔵の必要…
セ・リーグを制したヤクルトがパ・リーグ覇者のオリックスを下した今年の日本シリーズ。6試合全てが2点差以内、うち5試合が1点差という熱戦に次ぐ熱戦は、稀に見る名シリーズとして永く語り継がれることになるだろう。 今回、筆者は運良く第6戦のチケットを…
早いもので12月。とはいえ、年々この時期特有のワクワク感が希薄になっているように思えてならない。 いわゆる年の瀬の風情のようなものは随分前から消え始めているし、近年じゃ恋愛至上主義が流行らなくなったこともあり、あの悲喜こもごものクリスマスでさ…
近年まれにみる熱戦続きの日本シリーズ。神戸に場所を移し、沢村賞投手・山本由伸がどれほどの投球をみせるのか。あるいはヤクルトが食らいつくのか。明日の夜が楽しみすぎて、ついつい前夜祭的に「檸檬堂 鬼レモン350ml」を2本空けてしまった。 そんな感じ…
老若男女、全世代に愛される稀代のスーパースター・立浪和義。では、いったい立浪の何に我々はこんなにも魅力されるのか。いったいなぜ10年以上も監督就任を待ち続けることができたのか。 その軌跡を、あらためて紐解いてみたいと思う。 等身大のヒーロー 20…
老若男女、全世代に愛される稀代のスーパースター・立浪和義。では、いったい立浪の何に我々はこんなにも魅力されるのか。いったいなぜ10年以上も監督就任を待ち続けることができたのか。 その軌跡を、あらためて紐解いてみたいと思う。 番外編第4段となる今…
老若男女、全世代に愛される稀代のスーパースター・立浪和義。では、いったい立浪の何に我々はこんなにも魅力されるのか。いったいなぜ10年以上も監督就任を待ち続けることができたのか。 その軌跡を、あらためて紐解いてみたいと思う。 番外編第3段となる今…
老若男女、全世代に愛される稀代のスーパースター・立浪和義。では、いったい立浪の何に我々はこんなにも魅力されるのか。いったいなぜ10年以上も監督就任を待ち続けることができたのか。 その軌跡を、あらためて紐解いてみたいと思う。 第7回「渾身の力を込…
老若男女、全世代に愛される稀代のスーパースター・立浪和義。では、いったい立浪の何に我々はこんなにも魅力されるのか。いったいなぜ10年以上も監督就任を待ち続けることができたのか。 その軌跡を、あらためて紐解いてみたいと思う。 前回に続いて今回は…
老若男女、全世代に愛される稀代のスーパースター・立浪和義。では、いったい立浪の何に我々はこんなにも魅力されるのか。いったいなぜ10年以上も監督就任を待ち続けることができたのか。 その軌跡を、あらためて紐解いてみたいと思う。 今回は番外編として…
老若男女、全世代に愛される稀代のスーパースター・立浪和義。では、いったい立浪の何に我々はこんなにも魅力されるのか。いったいなぜ10年以上も監督就任を待ち続けることができたのか。 その軌跡を、あらためて紐解いてみたいと思う。 第4回「26歳にして生…
老若男女、全世代に愛される稀代のスーパースター・立浪和義。では、いったい立浪の何に我々はこんなにも魅力されるのか。いったいなぜ10年以上も監督就任を待ち続けることができたのか。 その軌跡を、あらためて紐解いてみたいと思う。 第3回「根性と気迫の…
老若男女、全世代に愛される稀代のスーパースター・立浪和義。では、いったい立浪の何に我々はこんなにも魅力されるのか。いったいなぜ10年以上も監督就任を待ち続けることができたのか。 その軌跡を、あらためて紐解いてみたいと思う。 第2回「高木守道も認…
「コーチに就任し “まさか” との思いです。立浪監督から連絡を頂き、すぐに『ありがとうございます』と返事をさせていただきました」 本人も驚いたくらいだから、ファンだって当然驚いた。まさかあの中村ノリが帰ってくるなんてーー。 思えばノリは、いつだ…
老若男女、全世代に愛される稀代のスーパースター・立浪和義。では、いったい立浪の何に我々はこんなにも魅力されるのか。いったいなぜ10年以上も監督就任を待ち続けることができたのか。 その軌跡を、あらためて紐解いてみたいと思う。 第1回「入寮日、志願…
「なんで中日ファンはそんなに立浪が好きなの?」 先日、家内がこんな事を聞いてきた。結婚して間もなく10年も経つというのに一向に野球に関心を示さず、いまだにファウルとホームランの違いを理解していないウチの家内だが、「中日・立浪監督」にファンが熱…
○4-0阪神(25回戦) 「暑かったけど、短かったよね、夏」 サザンの桑田佳祐が監督を務めた『稲村ジェーン』というカルト映画があるのだが、これはその映画のラストにヒロインの女性(清水美砂)がつぶやくセリフである。映画の評価は散々ながら、サントラに…
●0-5DeNA(25回戦) 敵地・ハマスタでのDeNA戦今季ラストゲームは完敗。打線はわずか1安打に抑えられ、2回以降は走者1人すら出せず。先発投手の清水達也は制球に苦しみ、4回で降板。今季初登板初先発を白星で飾れなかった。シーズンの残り試合はいよいよ「1…
●2-4 DeNA(24回戦) 急激な気温変化で、つい先日まで窓を開けていた部屋も今では暖房をつけようかというところまで冷え込んできている。寒気を吹き飛ばすには程遠い試合内容、現地で見届けた方々はくれぐれも体調管理に気をつけてほしい。 先発・勝野昌慶が…
●1-6阪神(24回戦) 敵地・甲子園で迎えた5日ぶりの試合は完敗。相手先発の高橋遥人に制圧され、代わった後に岡林勇希のタイムリーで1点を返すのがやっと。投手陣も被安打11の6失点と、振るわなかった。シーズン残り試合はあと「3」である。 心の中は「タイ…
平成を彩った怪物の引退を大きく報じた今朝の中日スポーツ。1,2面にはその栄光と挫折にまみれた足跡、引退会見の一問一答、そして王会長や与田監督といった関係者のコメントに加え、横浜高校の後輩にあたる柳裕也の手記が載った。 ドラゴンズの在籍経験があ…