ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

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鈴木博志

勝者のメンタリティ〜松田宣浩構想外の衝撃

慌ただしい朝だった。と言っても私自身のことではなく、スポーツ紙面上の話だ。まず飛び込んできたのはヤクルト・内川聖一、嶋基宏の現役引退を伝える記事だった。2010年代を代表する両プレーヤーの引退に、時代の移り変わりを感じずにはいられない。続いて…

傷だらけの覚悟〜大島洋平はきっと蘇る

●6-9千葉ロッテ(2回戦:ZOZOマリンスタジアム) 1番から4番までの上位打線がそろってマルチ安打を放ち、3番アリエルと4番ビシエドが今季二度目のアベックアーチを記録。これでも勝てないのが野球の難しさというか。 12安打2得点だった昨夜とは違い、11安打6…

誰が “捨て試合” なんて言った?~シン・スズキの逆襲

〇4-1オリックス (2回戦:京セラドーム大阪) 山本由伸vs.鈴木博志。今や日本が誇るスーパーエースに対し、ドラゴンズの先発は通算103試合目にして初先発の鈴木博志。いわば天下無双の横綱に鳴かず飛ばずの十両が勝負を挑むようなもので、予告先発が発表さ…

ドライチの賞味期限〜5年目鈴木博志の先発挑戦が俄然楽しみになってきた

●1-4オリックス(オープン戦:刈谷球場) “ドラフト1位” の賞味期限はいつまで何だろう。たまにこんな残酷なことを考えたりする。同期の中でもぶっちぎりの注目と期待を受けて入団し、1年目のキャンプでは一挙手一投足が詳細に報じられる。一軍初出場の暁に…

リスタート

●1-4広島(2回戦) 春のセンバツで中京大中京(愛知)が常総学院(茨城)を下し、8強入りを決めた。エース・畔柳亨丞(くろやなぎ・きょうすけ)の好投と集中打で関東の強豪を一蹴した戦いぶりには、ドラゴンズからドラフト1位指名された高橋宏斗らを擁しな…

過失

◯5-4(19勝23敗) 過失(かしつ)とは、注意義務に違反する状態や不注意をいい、特に民事責任あるいは刑事責任の成立要件としては、違法な結果を認識・予見することができたにもかかわらず、注意を怠って認識・予見しなかった心理状態、あるいは結果の回避が…

プライド

◯3-2(18勝21敗) 8回をロドリゲスが無失点に切り抜け、2点差で迎えた9回。マウンドに鈴木博が上がった時点で同点ないし逆転サヨナラ負けまで覚悟したファンは少なくないだろう。 前回の阪神戦でも3点差ありながら一発出たら同点という窮地に追い込まれ、大…