ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

MENU

上田洸太朗

福留孝介引退に寄せて〜「ありがとう」と伝えたい

◯2-0広島(23回戦:バンテリンドーム) 涙をこぼすわけでもなく、情に刺さるようなフレーズもなく。飾らず、気取らず。飄々と、淡々とした受け答え。これぞ福留孝介という引退会見だった。 多くの人たちにとってそうであるように、福留は私にとっても非常に思…

突然の雨に打たれて〜上田洸太朗の強さと、ドラゴンズの弱さ

●0-7DeNA(19回戦:横浜スタジアム) 雨曝しの横浜はどう考えても試合を続行できる環境ではなかったが、“大人の事情” というのはどんな時でも無理を押し通すものだ。計60分に及ぶ2度の中断を経て再開のコールがかかったとき、時計の針は既に19時を回っていた…

戦術としての「逃げ」〜上田洸太朗に備わる“程よい割り切り”

○5-2東京ヤクルト(18回戦:バンテリンドーム) “飄々” という言葉が似合う投手がドラゴンズに現れたのは、とても喜ばしい事である。売り出し中の2年目サウスポー・上田洸太朗は、ピンチになろうが村上宗隆を迎えようが顔色ひとつ変えずに淡々とボールを投げ…

先週のナイスプレー!(7/13~7/20)

基本的に月曜日はゲームがない移動日、と言いたいが9連戦明けの移動日ということで「先週のナイスプレー!」という企画のお時間です。今回は7/13、14のヤクルト戦、15~17の阪神戦、7/18~20のDeNA戦の中からピックアップした。 投手部門:6回100球、「らし…

鬼門に挑んだ19歳〜上田洸太朗に勝たせてあげたかった

●1-2阪神(15回戦:阪神甲子園球場) 「鬼門」といえば、阪神のナゴヤドーム嫌いはよく知られている。1997年の開場からとにかく負けまくり、初めてシーズン通して勝ち越したのは開場9年目の2005年のことだった。このシーズンの同球場での阪神の戦績は6勝5敗…

プロの洗礼~ベンチから戦況を眺めた上田洸太朗の傷心

●0-2楽天 (2回戦:バンテリンドーム) まるでVTRを見ているかのような攻撃だった。初回、3回裏の楽天の得点シーンである。先頭の西川遥輝が出塁し、1死から浅村栄斗と島内宏明の連打でそれぞれ1点ずつ献上。上田洸太朗の二度目の先発は、3回4安打3四死球2失…

先週のナイスプレー!(5/10〜5/15)

基本的に月曜日はゲームがない移動日ということで「先週のナイスプレー!」という企画を行っている。今回は5/10~15に行われた6試合を対象に、目立ったプレーには漏れてしまっているが個人的にナイス!と思われたプレーを投手部門、野手部門に分けて紹介した…

雨中の熱投~上田洸太朗まかりとおる!

●1-3ヤクルト(8回戦:明治神宮野球場) 野球談議に華が咲くと、「いい投手とは何ぞや?」という話になることがある。この問いかけに対して私は必ずこう答えるようにしている。 「フルカウントからストライクを投げられる投手のこと」だと。 エースと呼ばれ…