ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

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2020年春キャンプ

天才岡林に仁村ゾッコン

www.chunichi.co.jp 今朝の中日スポーツ、ペラペラとめくっていると4面に興味深い記事があった。「岡林 一軍デビュー見えた」。昨日の二軍の練習試合で2打数2安打を放ったルーキーの岡林勇希を早ければ3月3,4日のオープン戦で出場させるプランがあるとのこと…

鬼になる資格

投手を見ていてフォームの格好良さに憧れたり、投げるボールに見惚れることはあっても、投げる姿そのもの、存在そのものに圧倒されることはそうそうない。ゲームを支配するオーラとでも言うのだろうか。そういう投手からは打たれる気配が一切消え、マウンド…

岡野に惚れた!

www.chunichi.co.jp 中日のドラフト3位・岡野祐一郎投手(25)=東芝=が19日、セルラースタジアム那覇で行われた巨人との練習試合に先発。3イニングを投げ、被安打4の2失点という結果だった。 遂にベールを脱いだ岡野。大卒社会人経由で、一浪も経験したガ…

阿部よ、ヒゲだけは剃るな

理想を追い求めるのは大切なことだが、時にはあきらめも肝心なのかもしれない。 今日放送の「森貴俊のドラゴンズステーション」(東海ラジオ)で、飛距離アップを目指していた阿部寿樹がバッティングを昨年の形に戻すことを示唆した。 放送されたインタビュ…

シエラ、拙守を連発する

www.chunichi.co.jp 午前10時半頃だったろうか。中日ファン戦慄のニュースが飛び込んできたのは。 「石川昂弥 左肩違和感で練習に姿見せず」 一番見たくなかったニュースが、遂に来た。大なり小なりプロ野球選手に怪我は付き物とはいえ、石川は大丈夫だろう…

根尾は良くも悪くも将来が読めない

まだ根尾昂が高校生だった頃、大阪桐蔭の西谷浩一監督はその将来像について「どんな選手になるか、私も想像がつかない」と話したことがある。当時の根尾は投手でいくのか打者でいくのかさえ決まっていなかったが、その後打者一本に絞り、2年目のキャンプを迎…

溝脇が来た‼︎

「次に2番を付けるのは溝脇だと思う」 2018年の秋、現役引退したばかりの荒木雅博は、自身の背番号「2」の後継者に溝脇隼人を指名した。続けて荒木は「自分の口から“渡してください”とは言わないが、頑張り次第で一桁の背番号を付けるときが来る」とも語った…

4番阿部にみた、意図を感じる起用

北谷球場でおこなわれたDeNAとの練習試合、注目すべきはその打順だ。2番高橋周平、3番にビシエド、そして4番に座ったのは阿部寿樹である。長打力が魅力とはいえ、昨季7本塁打の選手がビシエドを差し置いて4番に座るのは少し違和感があるが、実はこれは与田剛…

見えた?石川昂弥の課題

www.nikkansports.com 読谷球場でおこなわれた二軍練習試合のDeNA戦。注目の石川昂弥は「6番サード」でスタメンフル出場したが、4打席無安打1四球だった。守備では8回、飛雄馬の三塁線へのゴロを好捕し、一塁へノーバウンドで正確に送球。安定感のある守備を…

巨星、堕つ

キャンプも気付けば第3クール。明日からは26日の打ち上げまで、毎日一軍か二軍のどちらかが試合をおこなう実戦モードに突入する。 その初っ端、読谷球場で明日おこなわれる練習試合のDeNA戦のスタメンが発表された。 ドラゴンズ明日の読谷球場 練習試合 DeNA…

もう吉見を優遇すべき理由はない

www.chunichi.co.jp 吉見一起が9日、北谷球場で行われた実戦形式のシート打撃に登板。打者8人に対して被安打5、三ツ俣大樹には本塁打も許すなど派手に打ち込まれた。 5本中4本が長打で、根尾昂にも気持ちよくスリーベースを献上した姿を見て心配になる気持ち…

山本拓実、理論と実践の融合

北谷球場でおこなわれた阪神との練習試合。序盤に4点リードするも、中盤に逆転を許した末に競り負ける展開に早くもフラストレーションを溜めているファンもいるようだが、この時期の練習試合なんざ1ヶ月も経てばキレイさっぱり忘れる程度のものだ。たとえば…

石川昂弥、衝撃のデビュー戦

「ドガッ」 鉛をぶつけたような重低音が雨模様の読谷球場に鳴り響いた。打球の行方を目で追うが、認識できた時にはフェンスに達していた。あまりの速さに、人間の目では追いかけることすらできないとでも言うのか。ぬかるんだグラウンドに足を滑らせたのか、…

おじいさんと杉下茂さん

今日から始まった春季キャンプ第2クール。若手の躍動が毎日のように伝えられ、例年以上に充実した内容になっていると感じる。嬉しい、楽しい、そんなポジティブな感情で満たされるべきはずなのに、どこか心が晴れないのは、やっぱりあの人の姿を見かけないか…

現有戦力20%の底上げ

www.chunichi.co.jp このキャンプ初の実戦形式となる紅白戦。誰よりも目立ったのは根尾昂でも、藤嶋健人でもなく、指名打者で先発出場した桂依央利だった。紅組の9番打者として右中間に本塁打をぶちこむと、白組の8番打者としても鋭いあたりの二塁打と長打2…

福田永将、守備改革に挑む

www.chunichi.co.jp 1月の名古屋。僕(記者)が小笠原と雑談していると、福田が近づいてきてこう言った。「ちょっと投げ方、教えてくれない?」。その場でスローイング講座が始まった。一部始終を見ていたが、小笠原の指導は実に理論的でわかりやすかった。 …

それぞれの春、戦いの始まり

”球春到来“ キャンプ初日、北谷球場のグッズ売り場には根尾、松坂フィーバーに沸いた昨年の初日を上回る大勢の観衆が朝から長蛇の列を作ったという。全国区で話題になるようなスターがいるわけでもなし、それでもここまでの大盛況を呼んだのは、ひとえに今季…