ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

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アリエル・マルティネス

既視感との戦い〜イヤなムードに蹴りをつけたビシエド、アリエルのアベック弾

○9-3巨人(9回戦:東京ドーム) 3回終わって5対0。スコアだけ見れば楽勝だが、穏やかな気持ちで観戦できたファンは少ないのではないだろうか。私はもちろん心臓バクバク。イニングを重ねて勝利が近づけば近づくほど、むしろ緊張感は増す一方だった。 既視感…

4番弾のアリエル、大覚醒のライデル

〇2-0ヤクルト(7回戦:明治神宮野球場) 昨夜あまりいいところの無かった岡林勇希と根尾昂に代えて先発出場したのは、渡辺勝と福留孝介。はっきり言って意図の見えづらい起用ながら、限られた戦力で見栄えを変えるにはこれくらいトリッキーな手を打たざるを…

アリエルの勇気が呼び込んだ!ミラクル大逆転G倒!

〇7-6巨人(6回戦:バンテリンドーム) 3回表、ウォーカーの打球がライトスタンドに着弾した瞬間、二つの言葉が頭をかすめた。「ダメ押し」と「終戦」。序盤で1-6というスコアを目の当たりにして「絶対勝つぞ! ドラゴンズ!」と思えるほど私のメンタルは強く…

「グシャン!」鵜飼航丞の打球音は凶器だ

●1-6阪神(オープン戦:甲子園球場) バットがボールを捉えたときの効果音といえば、一般的にはもっぱら「カキーン」が主流を占める。たぶん街頭調査をすれば8割方が「カキーン」と答えるだろう。実際は木製バットで「カーン!」と気持ちのいい音が響くのは…

ひとりでできるもん!

○3-0広島(16回戦) 「おかあさんといっしょ」に「天才テレビくん」、「つくってあそぼ」。幼少期にNHKの教育番組の視聴者だった方は多い。親世代となり、お子さんたちとEテレを楽しみにしている方もいることだろう。数々の子供向け番組の中で異彩を放ってい…

「旬」を食さずして寿司は語れない

●1-6巨人(6回戦) 寿司を食べに行くと必ず「旬」の魚を一品は頼むようにしている。中トロやハマチ、エビあたりは不動のレギュラーで季節に関係なく頼むのだが、一年中でその時期にしか味わえない「旬」を定番の間に挟むことで、グッと満足度は深まる。 たと…

「オレだけは松葉を信じてた」

○5-0巨人(5回戦) ……とか言い出しそうなホラ吹きが雨後のタケノコのごとく湧き出てきそうな松葉貴大の2試合続けての好投。先発投手の台所事情がかつてないほど深刻な危機を迎えるなか、松葉が救世主になろうとは一体誰が想像しただろうか。 昨日、死球を受…

ハプニング上等

●4-19広島(5回戦) 3番キャッチャーにアリエル、8番に阿部寿樹という現状考え得る中で最も攻撃的なオーダーを組んだ今日のドラゴンズ。約1年ぶりの登板となる勝野昌慶が先発とあって、前回の対戦で打ち込んだ床田寛樹を早めにノックアウトして試合の主導権…

黒船アリエル躍動

○6-4巨人(3回戦) アリエル・マルティネスがプロ野球の歴史を塗り替えた。外国人選手が捕手としてスタメン出場するのは1991年のマイク・ディアズ(ロッテ)以来29年ぶり。主に一塁を守り、金田正一監督の秘策としてマスクを被ったディアズとは異なり、捕手…

黒船アリエル来航

●3-7巨人(2回戦) 試合の大勢がほぼ決まった6回のことだった。昨日に続いて代打で登場したアリエル・マルティネス (以下アリエル)が一度もバットを振らずに四球を選び、一塁ベースに到達してもベンチは代走を送る気配がない。この瞬間、NPBでは2000年のデ…