ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

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高松渡

9度目の正直〜岡林勇希、今季満塁で初安打

○6-3東京ヤクルト(12回戦:バンテリンドーム) 弱冠二十歳の若者の胸のうちは、激しく燃えたぎっていたに違いない。7回裏、岡林勇希の打席である。 2点ビハインドで迎えたラッキーセブンの攻撃は、1死満塁から1番・大島洋平が平凡なファウルフライに倒れて…

先週のナイスプレー!(5/24〜5/29)

基本的に月曜日はゲームがない移動日ということで「先週のナイスプレー!」という企画を行っている。普段なら5/24~29に行われた6試合を対象に、目立ったプレーには漏れてしまっているが個人的にナイス!と思われたプレーを投手部門、野手部門に分けて紹介し…

価値ある一軍完走

●2-4 DeNA(24回戦) 急激な気温変化で、つい先日まで窓を開けていた部屋も今では暖房をつけようかというところまで冷え込んできている。寒気を吹き飛ばすには程遠い試合内容、現地で見届けた方々はくれぐれも体調管理に気をつけてほしい。 先発・勝野昌慶が…

俊足レガシー

○2-1阪神(19回戦) 竜の4番・ビシエドが球団史にその名を刻んだ。初回2死一塁の第1打席に青柳晃洋から適時二塁打を放ち、これが球団外国人安打数記録のタイに並ぶ通算765安打目となった。これまでトップに君臨していたアロンゾ・パウエルといえば1994〜96年…

舞洲から20分

○8-5阪神(15回戦) 仲間内で昔の日本シリーズの話題になると、決まって出てくる名前がある。「河野亮」ーー1999年の日本シリーズをリアルタイムで知らない人はピンと来なくても当たり前だ。骨折でシリーズに出場できなくなった山﨑武司の穴埋めを期待され、…

Timing

△3-3ヤクルト(16回戦) 静岡でのヤクルト戦Game 2はドロー。ドラゴンズの3得点は相手失策と暴投によるもので、適時打なしのイニングは27に伸びた。投手は先発・松葉貴大が5回までに3失点を喫したものの、リリーフ陣が無失点で継投。引き分けとしたが、勝て…

オペレッタ

朝目覚めたら、毎週楽しみで仕方がなかった火曜日は既になかった。変わったのは新聞のテレビ欄。今週から「大豆田とわ子と三人の元夫」がひっそりと姿を消していた。脚本やキャストだけではなく、音楽、世界観と全てが秀逸だった傑作との別れは当分引きずる…

やらかし屋

●3-7西武(2回戦) 始まりは些細なミスだった。先発・岡野祐一郎の立ち上がり。先頭・岸潤一郎の放った三遊間へのゴロを三ツ俣大樹がさばいたが、深い位置からのスローイングが逸れて悪送球となった。無難にワンアウトのはずが、無死一塁。 どんなに経験豊富…

走塁改革の申し子

○6-3阪神(1回戦) 鉄壁を誇るはずのドラゴンズ内野陣が、信じられないようなミスを連発した。2回裏のことである。 悪しき連鎖は名手・高橋周平の悪送球から始まった。これで無死一塁とすると、続く佐藤輝明のセカンドゴロは二塁手のグラブへと一直線。誰が…

韋駄天高松、自立の3年目

「やっぱ一番大切なのは自信よ、自信」。なんてことをドヤ顔で言ったらデータ至上主義勢から「はい昭和!」「はい老害!」とフルボッコにされるのは目に見えている。それでも誰に何と言われようと、私は自信こそが物事をこなす上で一番大切な要素だと信じて…