2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧
ウエスタン・リーグのドラゴンズは今日で61試合目を消化した。ドラフト1位ルーキーのブライト健太に第1号が飛び出したのが好材料だ。 チームは4月こそ7連勝があったものの、選手のコロナウィルス感染拡大中に13連敗をするなどして現在は借金生活。個人的には…
○3-2巨人(14回戦:ヨーク開成山スタジアム) 福島県は郡山に舞台を移しておこなわれたこの日の試合。『古今和歌集』にある「陸奥の 安積の沼の花かつみ かつ見る人に 恋ひや渡らむ」(よみ人しらず)でも有名な同地だが、この詩のなかの「花かつみ」が具体的…
東北の日本海側に位置する山形県は日本国内でも有数の壮大なる自然に恵まれた地域である。全国生産量の7割を占めるさくらんぼのイメージが強いが、もちろんそれだけではなく、日本百名山に数えられる美しい山々に囲まれ、そのひとつの吾妻山を水源として日本…
基本的に月曜日はゲームがない移動日ということで「先週のナイスプレー!」という企画を行っている。すっかり間隔が空いてしまったが、交流戦明けの6/17~19の巨人戦、21~23のヤクルト戦、24~26の阪神戦からピックアップした。 投手部門:これぞクローザー…
●5-x6阪神(11回戦:阪神甲子園球場) 三ツ俣大樹のサヨナラ打という最高の形で始まった一週間は、5連敗という最悪な形で幕を閉じた。まるで天国から地獄へと突き落とされたような気分だ。 しかし “まさか” とは言えない面もある。離脱中のビシエドに続いて…
●0-10阪神(10回戦:阪神甲子園球場) 記録的な猛暑に見舞われた日本列島。しかし茹で上がるような熱気とは真逆のお寒い内容に終始してしまったのが我らがドラゴンズである。 思い出すのも億劫な一戦をわざわざ振り返り、反省点を語るような無粋なマネをする…
●4-6阪神(9回戦:阪神甲子園球場) 16時の公示で思い切った選手の入れ替えが判明した。ヤクルト3連戦で2被弾の祖父江大輔、岡野祐一郎、21日に登録されたばかりだが2三振と振るわなかった石垣雅海、福田永将の4人が一挙に抹消となり、代わって好調を維持す…
●0-10東京ヤクルト(11回戦:バンテリンドーム) 電光石火の一撃だった。プレイボールからわずか5分後、岡野祐一郎は死を悟った小動物のような生気のない表情でマウンドに立ちすくんでいた。無死満塁で、打席には村上宗隆。先発投手は1試合につき3度の山場が…
●3-7東京ヤクルト(10回戦:バンテリンドーム) 野球の醍醐味は “刹那の判断” にあり。約180分の試合のなかで勝負が決まるのは一瞬。結果的には接戦とは言い難いスコアに終わったが、この日の試合は両軍の判断力の差が明暗を分けた。 まずは初回、松葉貴大の…
○2x-1東京ヤクルト(9回戦:バンテリンドーム) 5月12日以来、久々となるヤクルト戦。交流戦前までは首位ながら2位と1.0ゲーム差だったのが、今や9.0差を付けて貯金22のぶっちぎり独走状態。まだ梅雨も明けていないというのに早くもマジック点灯の声が聞こえ…
喜ばしい知らせが飛び込んできた。昨年までドラゴンズに在籍した武田健吾が、ENEOSの補強選手として都市対抗野球に出場することになったのだ。都市対抗野球は、「大人の甲子園」と称されるアマチュア球界の最高峰。この男が真夏のビッグトーナメントに挑むこ…
●3-5巨人(12回戦:バンテリンドーム) 地鳴りのような歓声と共に小走りでマウンドに向かった背番号7。9回2死走者なしで、打席には4番・岡本和真。投手転向が報じられて以来初のマウンドに上がった根尾昂は高校時代の自己最速を上回る151キロをマークするな…
○4x-3巨人(11回戦:バンテリンドーム) 巨人の先発は初顔合わせのアンドリース。真っ直ぐとチェンジアップによる緩急が持ち味で、奪三振能力が高いという、いかにもドラゴンズが苦手なタイプの投手だ。 おまけに肩の状態が万全ではないビシエドが今季初とな…
○2-0巨人(10回戦:バンテリンドーム) 奇しくもリーグ戦再開の初戦は、3月25日の開幕戦と同じ巨人戦。そしてマウンドに立つのは、やはりあの日と同じ大野雄大と菅野智之の両エース。違うのは球場だけ……と言いたいところだが、そうではない。 立浪ドラゴンズ…
野手では日本記録に並ぶ9打席連続三振――。 先週、鵜飼航丞が樹立した記録である。「樹立してしまった」という方が正しいか。三振は基本「何も起こらない」イベントなので、不名誉なものなのだろう。 6月8日のロッテ戦から11日の日本ハム戦まで、4試合にわた…
基本的に月曜日はゲームがない移動日ということで「先週のナイスプレー!」という企画を行っているが、交流戦明けの期間ということで少々遅れての公開。今回は6/7~6/12に行われた6試合を対象に、目立ったプレーには漏れてしまっているが個人的にナイス!と…
こんにちは、ikkiです。 突然ですが、先週1週間、北海道でワーケーションをしてきました。 ワーケーションとは、「ワーク(Work)」と「バケーション(Vacation)」を組み合わせた造語で、自宅以外の場所にて「仕事」と「休暇」を行うこと。今回はせっかくの…
5月最終週の日曜日、晴天に恵まれた甲子園球場のマウンドに1人の若者が立っていた。加藤翼ーー。帝京大可児高校から2020年のドラフトで中日ドラゴンズにドラフト5位指名された、最速150キロ超のストレートが魅力の投手だ。 ルーキーイヤーの昨年は体力作りに…
●0-2日本ハム(3回戦:札幌ドーム) それは5回表の攻撃前のことだった。打ちあぐねている時に円陣を組むのはよく見る光景だが、この日は少し様子が違っていた。波留コーチが物凄い剣幕で「目え覚ませ!○×△、いつまで甘えてやってんねんや!」「その気でやら…
●0-10日本ハム(2回戦:札幌ドーム) 紺野あさ美が初参加したシングルって何だっけ? 気になって調べると、『Mr.Moonlight 〜愛のビックバンド〜』であることが分かった。一時期の物凄いブームが落ち着き、私自身もモー娘。から松浦亜弥へと心変わりしつつあ…
●1-2x日本ハム(1回戦:札幌ドーム) 「明日目覚めたとき突然、強竜打線にならないかな」 金曜日、明日は休み。俗に “華金” と呼ばれる夜でもドラゴンズファンに安寧の時が訪ることはない。目の前に立ちはだかるのは “サヨナラ負け” という途方に暮れる現実…
●0-2千葉ロッテ(3回戦:ZOZOマリンスタジアム) ロメロの調子がいいとは風の便りで聞いていた。エンニー・ロメロ。与田監督初年度にあたる2019年に中日に入団し、規定投球回には未達ながら8勝10敗とまずまずの成績をマーク。しかし更なる飛躍が期待された翌…
●6-9千葉ロッテ(2回戦:ZOZOマリンスタジアム) 1番から4番までの上位打線がそろってマルチ安打を放ち、3番アリエルと4番ビシエドが今季二度目のアベックアーチを記録。これでも勝てないのが野球の難しさというか。 12安打2得点だった昨夜とは違い、11安打6…
●2-6千葉ロッテ(1回戦:ZOZOマリンスタジアム) 勝てる試合だった、と悔やんだところで負けは負け。相手を上回る12安打を打ちながらわずか2得点に留まったことや、2死から逆転弾を浴びたのは「もったいない」とは思うものの、相手だって抑えるつもりでボー…
基本的に月曜日はゲームがない移動日ということで「先週のナイスプレー!」という企画を行っている。今回は5/31~6/5に行われた6試合を対象に、目立ったプレーには漏れてしまっているが個人的にナイス!と思われたプレーを投手部門、野手部門に分けて紹介す…
去る5月21日、広島戦で実現した根尾昂の投手登板は、ドラゴンズ界隈のみならず球界全体に衝撃を与えた。スポーツニュースやYouTubeでは評論家たちが是非を語り、翌朝の『中日スポーツ』は大敗をスルーして根尾の話題が1面を飾った。 目を引いたのは、その紙…
○7-3ソフトバンク (3回戦:バンテリンドーム) 普段あまり見る機会のない選手をじっくり観察できるのが交流戦の醍醐味だが、ホークスとの2試合で印象に残ったのがセンターを守る柳町達だった。 目下パ・リーグの打率3位に付ける巧打はさる事ながら、安定感…
○4-2ソフトバンク (2回戦:バンテリンドーム) 「ひたすら一生懸命やっていれば、結果は後からついてくる」 20代前半で “キング” の称号を得た後、様々な逆境にも腐らず生涯現役を貫き通すサッカー選手・三浦知良の言葉である。 “一生懸命” は誰しもにとっ…
●0-6ソフトバンク (1回戦:バンテリンドーム) 7回までの緊張感はどこへやら。1点を巡る攻防はラスト2イニングで暗転したが、大野雄大と千賀滉大の投げ合いはさすがに見応えがあった。 驚かされたのは2回表、ランナーを二塁に置いて迎えた千賀の打席だ。そ…
〇3-2楽天 (3回戦:バンテリンドーム) またしても大物食いだ。山本由伸、田中将大に次ぐ第三の死角・岸孝之を序盤で攻略。岸の全盛期を知らない岡林勇希、鵜飼航丞の1,2番コンビで幸先よく先制点を奪うと、2回裏は三ツ俣大樹が、3回裏は木下拓哉にもタイム…