ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

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石川昂弥

「4番サード」

○9ー2巨人(バンテリンドーム:4回戦) ちょうど2週間前、東京ドームでの開幕戦と同じマッチアップとなったこの試合。あの時は小笠原慎之介、ビーディ共に白黒つかず、9回表に巨人のリリーフ陣を打ち崩したドラゴンズが逆転勝ちした。あれからまだ10試…

まるでダメな1日のドラゴンズ。それでも「救い」はあったか

●0-8オリックス(3回戦:京セラドーム大阪) 何をやってもうまくいかない、まるでダメな1日がある。 朝の寝起きが最悪。歩いていたら鳥のフンが落ちてくる。電車のドアが目の前で閉まる。行こうとしていたラーメン屋が臨時休業……。往々にして悪いことは重な…

雨中の熱投~上田洸太朗まかりとおる!

●1-3ヤクルト(8回戦:明治神宮野球場) 野球談議に華が咲くと、「いい投手とは何ぞや?」という話になることがある。この問いかけに対して私は必ずこう答えるようにしている。 「フルカウントからストライクを投げられる投手のこと」だと。 エースと呼ばれ…

アベック記念日~昂弥&鵜飼競演も空砲に終わる

●3-4阪神(8回戦:バンテリンドーム) 6回終わって1点リード。手中にしたかに思われた勝利は、するすると逃げていった。先週131球という今時めずらしい球数で物議をかもした柳裕也だが、この無尽蔵のスタミナが首脳陣の判断を誤らせた。 制球力に定評のある…

世界の鈴木誠也超え?シーズン24本ペース・石川昂弥の可能性

●2-3阪神(5回戦:阪神甲子園球場) あっとう言う間の出来事だった。打者6人に対して投げた球数は9球。本塁打や長打が出たわけではなく、ほとんど内野の中だけで3点を奪われた。3連打での失点もさることながら、スクイズ、犠打、野選での2失点は悪い夢でも見…

8年越しの天敵〜石川昂弥のアーチに見出した希望

●2-7巨人(4回戦:バンテリンドーム) 菅野智之に最後にナゴヤで土を付けたのは8年前まで遡らなければならない。2014年7月25日。当時24歳の菅野から森野将彦、和田一浩がアベック3ランを放って8失点KOした。さぞかし痛快な勝利だったと思うが、どういうわけ…

抜けなかったライナー2連発〜ピンチを救った石川昂弥の好捕

〇10-4広島(5回戦:MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島) 野球とは不思議なもので、互いに「0」を延々と並べる試合もあれば、面白いほどの打ち合いになる試合もある。とくに初回に幸先よく複数得点を記録した試合というのは、得てして後々キツい展開になるもの…

目指せ、400本超え

〇11-3ヤクルト(3回戦:明治神宮野球場) 興奮冷めやらぬ3連戦の3戦目、高橋宏斗は勝利のハイタッチでプロ初勝利の大事な記念球を受け取った直後、それを立浪監督に手渡しした。まだまだ寒い日の続く東京の夜、必要な時以外は常にウィンドブレーカーを着込…

4発11得点!高橋宏斗プロ初勝利!一夜の夢のような強竜祭りは「未来」ではなく今だ!

〇11-3ヤクルト(3回戦:明治神宮野球場) 上弦の月が輝く夜空の下、神宮球場に集まった熱心なドラゴンズファンは夢のようなひと時に酔いしれた。 「高橋宏斗プロ初勝利」という、それだけでも一生忘れられないメモリアルゲームだというのに、打つわ打つわで…

待望のプロ初本塁打は決勝弾!石川昂弥と村上宗隆が交差した夜

〇7-6東京ヤクルト(1回戦:明治神宮野球場) その時、時計は午後8時39分をさしていた。漆黒の空を舞う白球は、レフトスタンドに詰めかけた中日ファンの大歓声に吸い寄せられるように、観衆の中へと飛び込んでいった。打った本人は平静を装ってか、表情をか…

がんばれ石川昂弥! 使い続けた先に “覚醒” は待っている

〇6-2巨人(オープン戦:バンテリンドーム) 「今年の中日は手ごわいと思わせる」と開幕カードの前哨戦となる巨人戦に向けて抱負を語っていた立浪監督。久々に帰ってきた本拠地でDH制を採用せず、このままの形で開幕と言われても違和感のないガチオーダーを…

ナウでヤングなエモい若手たち~高橋宏斗、2年目の飛躍へ

www.nikkansports.com ニュースページにワクワクする見出しが踊った。いよいよ昨年のドラフト1位がお披露目となる。今年は北谷キャンプを完走すると紅白戦、対外試合でもアピールし、ついに落合ヘッド、立浪監督のGOサインが出ることとなった。 2019年に行わ…

石川昂弥、鵜飼航丞のヤングクリーンアップ不発!でも「ええでー」

●1-3ソフトバンク(オープン戦:福岡PayPayドーム) 「ええでー、ええでー」と往年の上田利治監督の口癖をマネしながら、ソフトバンク戦を鑑賞した。 一か月にわたりお世話になった沖縄の空に別れを告げ、名古屋へ帰る道中の福岡シリーズは毎年の恒例になっ…

石川昂弥、会心の一撃!……の裏でいま、セカンド争いが熱い!

●7-9楽天(オープン戦:北谷) これぞファンが心待ちにしていた光景だ。今季オープン戦のチーム第一号は、石川昂弥の逆転2ラン。投手陣が打ち込まれて試合こそ負けたものの、このホームランだけで “撮れ高OK” といっても過言ではない。2試合続けて7番サード…

セカンド高橋、サード石川! 立浪監督のサプライズ起用宣言にミスター・ドラゴンズの意地を見た

大きなニュースが飛び込んできた。あさって26日に予定されているオープン戦初戦の対阪神で、セカンド高橋周平、サード石川昂弥という布陣を敷くことを立浪監督が発表したというのだ(CBCラジオ『ドラ魂キング』より)。 これは率直に言って驚いた。現状、両…

決めろ、ジャイアントキリング!石川昂弥の描く放物線が天敵菅野を打ち砕く!?

元中日の近藤真市さんが、岐阜聖徳学園大野球部の新監督に就任したというニュースが伝わってきた。 長くドラゴンズに尽力した近藤氏は人格者としても知られる。引退後にスコアラー、コーチ、スカウトを歴任した豊富な経験だけでなく、きっとそうした面も評価…

夢のENDはいつも憂鬱

●2-4巨人(15回戦) 夢の内容が楽しければ楽しいほど、目を覚ましたときの虚無感は強くなるものである。我々はこの一ヶ月間、あまりにもエキサイティングな夢に浸りすぎた。プロ野球ファン全員が一致団結し、手に汗握り、そして掴み取った金メダル。東京五輪…

1クールor1シーン

△2-2ヤクルト(8回戦) 名将・野村克也は、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という名言を遺した。もしバンテリンドームの試合を解説していたら、ボヤきにボヤいて視聴者を楽しませていたに違いない。 1点をリードされた9回裏に何とか追い…

スーパールーキー、衝撃デビュー

●2-7広島(6回戦) スーパールーキー石川昂弥のデビュー。 本来ならもっと仰々しく祝うべき大事件なのにどこか釈然としないのは、あまりにも早すぎる判断に戸惑いの方が大きいからに他ならない。高橋周平の故障を受けて真っ先に思い浮かべた代役は、石垣雅海…

で、石川昂弥は結局何本打てばポジれるのか?

www.sponichi.co.jp 心配されたPCR検査も無事全員が「陰性」と判定され、満を持して19日の開幕戦を迎えることになった。しかし忘れてはならないのは、一軍のナイターに先駆けて同日デーゲームで開幕する二軍のウエスタン・リーグである。 急激な世代交代によ…

セ・リーグDH導入論、再燃か

www.nikkansports.com MLBの今季開催案に両リーグDH制導入や、選手登録の新ルールなどが含まれる見通しとなった。 10日付のニューヨーク・ポスト電子版によると、主に投手の負担軽減を目的にア・リーグのみだったDH制をナ・リーグでも採用することが濃厚。選…

岡野の牽制

www.chunichi.co.jp 中日は3月最後の練習試合を行い、巨人に惜敗した。7回1死二塁から3番手のゴンサレスが北村に左中間適時二塁打を許して先制されると、直後の7回2死から福田の中越えソロで同点。だが、同点の9回に5番手の岡田が2死満塁から代打・小林に中…

怪物くんの豪打

www.chunichi.co.jp 中日のドラフト1位・石川昂弥内野手(18)=東邦高=が24日、2軍練習試合のオリックス戦(ナゴヤ)に「4番・三塁」で先発出場し、プロ初本塁打となる2ランを放った。 1回2死一塁で迎えた第1打席、カウント1―1からオリックスの先発左腕・…

ここまで凄いのか、石川昂弥は

www.chunichi.co.jp 中日のドラフト1位ルーキー・石川昂弥内野手(18)が17日、広島との2軍の練習試合(由宇)でスタメン復帰し、根尾との3、4番コンビで1点をもぎとった。 プロ入り初の「4番」で先発出場すると、4回2死一塁で迎えた第2打席。中前打で出塁し…

見えた?石川昂弥の課題

www.nikkansports.com 読谷球場でおこなわれた二軍練習試合のDeNA戦。注目の石川昂弥は「6番サード」でスタメンフル出場したが、4打席無安打1四球だった。守備では8回、飛雄馬の三塁線へのゴロを好捕し、一塁へノーバウンドで正確に送球。安定感のある守備を…

巨星、堕つ

キャンプも気付けば第3クール。明日からは26日の打ち上げまで、毎日一軍か二軍のどちらかが試合をおこなう実戦モードに突入する。 その初っ端、読谷球場で明日おこなわれる練習試合のDeNA戦のスタメンが発表された。 ドラゴンズ明日の読谷球場 練習試合 DeNA…

石川昂弥、衝撃のデビュー戦

「ドガッ」 鉛をぶつけたような重低音が雨模様の読谷球場に鳴り響いた。打球の行方を目で追うが、認識できた時にはフェンスに達していた。あまりの速さに、人間の目では追いかけることすらできないとでも言うのか。ぬかるんだグラウンドに足を滑らせたのか、…

出たぞ!石川昂弥、「川上哲治級」の神眼力

www.chunichi.co.jp とてつもない目力の持ち主だった。2003年にスタートした恒例の視力検査。ルーキーに限らず、これまで数多くの選手が力試しに受けてきたが、その中でも石川昂がたたき出した数字には、関係者から驚きの声が漏れた。 「今まで検査を受けた…

歌は世につれ、世は歌につれ 平成初期・あの選手のカラオケ十八番は?

www.chunichi.co.jp 石川昂弥の打席登場曲が湘南乃風「SHOW TIME」に事実上、決まったそうだ。なんでも東邦高のマーチングバンドの演奏曲だそうで、この曲がアルプススタンドで鳴り響いた昨春の選抜大会では石川の投打に渡る大活躍で見事に同校が全国制覇を…

藤王!三浦!振り返る36年前のルーキー達

今年も無事、新人7選手が昇竜館に入寮した。近年は寮に何を持ち込むかが話題となることが多く、今年は石川昂弥の赤い昇り竜の日本画が中日スポーツの一面を飾った。また松田亘哲は名大生らしく卒論で使用する政治の書籍を多数持参、変わり種としてはドラ3岡…