ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

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現地観戦記

Hello, Again

転職で地元・愛知を離れ関東に移り住んで4年目。最後にナゴヤドームを訪れたのは2018年の10月。荒木雅博と岩瀬仁紀の引退試合の日だった。あれから4年、久々にドームへと足を運んだ。3試合連続の試合観戦は2008年9月14~16日以来14年ぶり、またカード3試合全…

先週のナイスプレー!(8/25現地版)

基本的に月曜日はゲームがない移動日、と言うことで「先週のナイスプレー!」という企画を行っている。今回は現地観戦した8/25の巨人戦からピックアップした。 投手部門:状態は上向き、福敬登のパーフェクトピッチング 先発の高橋宏斗が7回2失点の好投で、…

“最後”の札幌ドーム観戦記~福留孝介は出なかったけれども~

こんにちは、ikkiです。 突然ですが、先週1週間、北海道でワーケーションをしてきました。 ワーケーションとは、「ワーク(Work)」と「バケーション(Vacation)」を組み合わせた造語で、自宅以外の場所にて「仕事」と「休暇」を行うこと。今回はせっかくの…

若者を襲った悪夢の53球

5月最終週の日曜日、晴天に恵まれた甲子園球場のマウンドに1人の若者が立っていた。加藤翼ーー。帝京大可児高校から2020年のドラフトで中日ドラゴンズにドラフト5位指名された、最速150キロ超のストレートが魅力の投手だ。 ルーキーイヤーの昨年は体力作りに…

最後から二番目の……小笠原慎之介ならきっと。

「最後かもしれない」 球史に名を残す大エースを堪能できる回数を考えると、チャンスがある時に行くしかない。しかも、パ・リーグの所属となると益々観戦の機会は限られてくる。後悔したくない一心でバンテリンドームに足を運んだ。 あの日、あの時、あの場…

復帰の小笠原慎之介が今季初勝利! "宿題"も残して、理想的な(!?)白星に

◯7-3DeNA(4回戦:横浜スタジアム) ドラゴンズの躍進に欠かせない左腕が帰ってきた。背番号11・小笠原慎之介だ。 3月29日のDeNA戦で今季初登板するも黒星を喫し、直後にコロナ陽性が判明。隔離生活、ファームでの研鑽を積んで、約1カ月ぶりに一軍マウンドへ…

佐々木朗希完全試合の裏で ~あるちうにちファンの抱えていた呪縛~

2022年4月10日。横浜スタジアムでのDeNA戦が中止となり、ZOZOマリンスタジアムへと出向いた。佐々木の完全試合で幕を閉じたこの試合について10日以上経った今、語ることは何もない。ただただ狂熱の渦に自分自身がいた事が信じられないほどだ。その日の夜のス…

プロ17年目・平田良介の笑顔にグッときた話

石川昂弥の初ホームランに高橋宏斗のプロ初勝利。先日の神宮3連戦は一生語り継ぎたい出来事が2つも起こった。筆者も3連戦すべてを現地観戦し、その喜びを享受した。やはりドラフト1位選手というのは特別なのだ、と改めて感じた。 その神宮3連戦で印象に残っ…

今季神宮初戦、石川昂弥の劇弾で勝利! その裏でブルペンワークはどうだった?

〇7-6東京ヤクルト(1回戦:明治神宮野球場) 昨年の王者・ヤクルトとの初戦は競り勝ち、連勝を4に伸ばした。3回表までに5点リードを奪うも、山田哲人&村上宗隆による一発攻勢に遭い、7回終わって6-6の同点に。 今年も相手主砲の打棒に震える日々が始まった…

立浪竜の初陣を現地観戦! 岡林勇希を見守るスタンスが決まった夜

●2-4巨人(開幕戦:東京ドーム) 毎年、開幕日というのは気持ちが昂ぶるものだ。まっさらな状態でペナントレースが始まるワクワク感、そして「始まったら元には戻れない」不安感。相反する感情を内包して、選手たちの躍動を見つめていく。 今シーズンの場合…