ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

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“最後”の札幌ドーム観戦記~福留孝介は出なかったけれども~

 こんにちは、ikkiです。

 突然ですが、先週1週間、北海道でワーケーションをしてきました。

 ワーケーションとは、「ワーク(Work)」と「バケーション(Vacation)」を組み合わせた造語で、自宅以外の場所にて「仕事」と「休暇」を行うこと。今回はせっかくの機会なので、仕事をしつつ札幌ドームで野球観戦をしてきました!

6月11日(金)

 ご承知のとおり、日本ハムは北広島市に新球場を建設中のため、札幌ドームを本拠地とするのは今季が最後。これまで当地でドラゴンズ戦を観たことがなく、「最初で最後の観戦になるな」と寂寥感を抱きながら、現地へと向かいました。

 初日はチケットに1500円プラスで購入できる「練習見学オプション」を付けて、早めの球場入り。清宮幸太郎や万波中正といった若き大砲の打撃練習、新庄ビッグボスによる指導等を見つつ、ドラゴンズ選手・関係者の挨拶回りにも視線を送りました。

 写真は稲葉篤紀GMに挨拶する、鵜飼航丞と高橋宏斗。2人にとっては中京大中京高の大先輩にあたりますね。同じく中京大中京高出身の前田章宏ブルペン捕手が仲介しているようです。

 試合はネット裏の“天空席”で観戦し、大野雄大と上沢直之による投げ合いで延長戦へ。朝7時前から働いていたし、1列に1人しかいないぐらいのまったりムードも相まって、途中で少し睡魔も……(ごめんなさい)。

 結局、11回にジャリエル・ロドリゲスが谷内亮太にサヨナラ打を打たれて、ジ・エンド。守りで綻びが出たこと、千葉から続く貧打が止まらなかったことが響きましたね。

 試合後はサクッとジンギスカンを食べて、終了。

6月12日(土)

 2日目は友人の計らいで、「福留孝介シート」で観戦することができました!

 2001年の札幌ドーム開場。初めての公式戦で巨人・メイから初球先頭打者ホームランをぶっ放したのが、当時プロ3年目の福留でした。この日のスタメンを調べてみると、福留は1番・ショート、井端弘和が2番・ライト、荒木雅博は7番・センターで出場していた模様。現在の彼らを思うと、歴史を感じますよね。

 記念のシートで見られるし、勝ち試合で福留を見られたらいいなと思っていたのですが、結果は0-10の惨敗。福留も出場機会なしと、2日続けての苦行となってしまいました。

 それでも、後悔はありません。むしろ良い体験をさせてもらいました。週明けに福留の登録抹消が発表されただけに、このタイミングで行かなければ記念シートでの観戦価値は半減していたと思います。

 写真は試合後、プレートを指差して記念撮影する私(プレートが見にくくてすみません)。

 この後、大急ぎでドームを後にし、新千歳空港へ。一幻のえびラーメンとルタオのソフトクリームを食しつつ、帰宅の途につきました。

 2試合とも負けはしましたが、やはり遠征は楽しいものです。普段見られない選手や、スタジアムの演出など、新鮮な発見がたくさんあります。とりわけ今回の北海道遠征では、噂の「きつねダンス」を眼前に拝めて最高でした(試合展開のせいか、ドラ戦士が1ミリも反応しなかったのは残念)。

 来年はエスコンフィールドHOKKAIDOで現地観戦するぞ~!

Ikki KAGA (@ikki_0306) | Twitter