ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

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2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

舞洲から20分

○8-5阪神(15回戦) 仲間内で昔の日本シリーズの話題になると、決まって出てくる名前がある。「河野亮」ーー1999年の日本シリーズをリアルタイムで知らない人はピンと来なくても当たり前だ。骨折でシリーズに出場できなくなった山﨑武司の穴埋めを期待され、…

『ちうにちを考える』執筆まとめ(2021年7・8月)

こんにちは。ikkiです。今回はブログ『ちうにちを考える』の2021年7・8月分執筆まとめについて記します。 前回の執筆まとめはこちらから↓ www.chunichi-wo-kangaeru.com 早速、7・8月に執筆した記事を振り返りましょう。全部で8本あります。 7/3『あいつら全員…

仁王立ちをもう一度

●1-5巨人(20回戦) 今年も夏が終わろうとしている。智辯対決となった夏の甲子園の決勝は、智辯和歌山が深紅の大優勝旗を手にした。感染症や長雨で苦労の絶えない大会となったが、地方大会を含む全ての選手・関係者には「お疲れ様でした」と伝えたい。 冷房…

スーパースターになったら

△1-1巨人(19回戦) 巨人との本拠地シリーズGame 2はドローに終わった。シーズン14個目の引き分けはリーグ最多である。投手陣は4人の継投で失点は1点のみ。打線は2回にダヤン・ビシエドの一発で先制するも、相手投手陣にわずか2安打に抑えられ、追加点を奪え…

自分を信じた今に感動を

○4-1 巨人(18回戦) あと「3」に迫っていた外国人選手の球団打点記録、ビシエドはあっさりと2打席で塗り替えた。先の静岡では度々の得点圏で犠飛による1打点に終わったが、準……いや、「純」地元の名古屋でその記録を更新したことは、これからも名古屋でお世…

Timing

△3-3ヤクルト(16回戦) 静岡でのヤクルト戦Game 2はドロー。ドラゴンズの3得点は相手失策と暴投によるもので、適時打なしのイニングは27に伸びた。投手は先発・松葉貴大が5回までに3失点を喫したものの、リリーフ陣が無失点で継投。引き分けとしたが、勝て…

忘れられないの

●1-2 ヤクルト(15回戦) またも川端慎吾ーーー。当たりは決して良かった訳ではない。ほんの少し高く弾んだ当たりはサード・高橋周平のグラブをかすめてファールグラウンドへと転がっていった。かつての首位打者は代打の切り札としてとてつもない存在感を放…

いまわの際を見た男

●0-2阪神(14回戦) 0勝3敗2分ーー今季ドラゴンズは3連戦のカードを2連勝で迎えた場合、3試合目は一度たりとも勝てていない。つまり95試合を消化して未だにスイープなし。一方で被3タテは4度喫している。これじゃ借金が増えるのも当たり前だよ、と眉間に皺を…

高くて良いもの、良くないもの

○6-2阪神(13回戦) まさに完全復活。かつて「タジ魔人」と称された男に相応しい活躍だった。5回から2番手で登板した田島慎二が阪神の上位打線を3人で料理し、今季初勝利。2017年8月10日以来1472日ぶりの白星は、不調とトミージョン手術を乗り越えてのもの。…

金曜日の大仕事

○6-0 阪神(12回戦) 約2ヶ月ぶりの対戦となった首位・阪神との3連戦。先発の柳裕也が強力打線相手にゼロを9つ並べ、見事な完封勝ちを収めた。序盤からボール先行のシーンが多く、結果として147球の力投となったが、ゆったりとした2段モーションとクイックモ…

微かなカオリ

●1-3 広島(17回戦) 同一カード3連勝を狙った広島とのGame 3は相手に先手を取られ、そのまま敗戦。6回までは0-1と接戦が続くも、7回の2失点が痛かった。打線は8回にダヤン・ビシエドの適時打で1点を返すのが精一杯。明日からは首位・阪神を本拠地に迎える。…

ひとりでできるもん!

○3-0広島(16回戦) 「おかあさんといっしょ」に「天才テレビくん」、「つくってあそぼ」。幼少期にNHKの教育番組の視聴者だった方は多い。親世代となり、お子さんたちとEテレを楽しみにしている方もいることだろう。数々の子供向け番組の中で異彩を放ってい…

圧倒的なスタイル

○3-0広島(15回戦) 広島との後半戦本拠地最初のシリーズ、Game 1はドラゴンズが3-0で勝利。連敗は6でストップした。 先発・福谷浩司は持ち前のストライク先行の投球が光り、7回まで三塁を踏ませぬ好投。6月23日以来の5勝目を挙げた。打っては、渡辺勝がプロ…

三本の矢+

●2-4巨人(17回戦) 東京ドームの脇には鎮魂の碑が設けられている。先の大戦で戦死された野球人を慰霊するために建てられたものだ。戦争がなければ球界はいかなる発展を遂げたのだろうかと思いを馳せるとともに、改めて哀悼の意を表したい。 「静観」という…

目標の置きどころ

●1-6巨人(16回戦) 夢に日付を入れれば目標になる、と言ったのはワタミ創業者の渡邉美樹だったろうか。〆切のある目標ならば、具体的な計画を立ててアプローチせざるを得なくなる。その積み重ねにより、おのずと夢の実現に近づけるというわけだ。 氏のパー…

夢のENDはいつも憂鬱

●2-4巨人(15回戦) 夢の内容が楽しければ楽しいほど、目を覚ましたときの虚無感は強くなるものである。我々はこの一ヶ月間、あまりにもエキサイティングな夢に浸りすぎた。プロ野球ファン全員が一致団結し、手に汗握り、そして掴み取った金メダル。東京五輪…