ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

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石垣雅海

三振45% 本塁打5%〜だから石垣雅海はおもしろい

○3-2DeNA(21回戦:バンテリンドーム) 日々辛辣なバッシングを受け続ける立浪監督だが、若手の積極起用に関しては素直に評価すべき点だろう。誰が監督でも頭角を表していたであろう天才・岡林勇希は別として、土田龍空がショートで50試合近く先発出場という…

がんばれ中スポ!〜西日本スポーツ発行休止の衝撃

●2-4広島(21回戦:バンテリンドーム) 西日本スポーツが来年3月末で紙面発行休止へーー。日本列島を駆け巡った衝撃の一報はたちまちトレンド入りし、多くの野球ファンを動揺させた。 古くは1950年に一年間だけ「西日本パイレーツ」というプロ球団を持ったこ…

先週のナイスプレー!(8/16~8/21)

基本的に月曜日はゲームがない移動日、と言うことで「先週のナイスプレー!」という企画の行っている。今回は8/16~18の広島戦、19~21のヤクルト戦の中からピックアップした。 投手部門:悪いなりにゼロを刻んだ、根尾の2イニング目(8/20 ヤクルト戦) こ…

抑止力60号〜チームと高橋を救った岡林のミラクル返球

○5-0DeNA(16回戦:バンテリンドーム) 夏の甲子園は愛工大名電が2回戦に駒を進めた。15安打14得点の猛打もさる事ながら、中日ファンとしてはやはり岩瀬仁紀の息子・法樹の登板には心躍るものがあった。意図的に演出したわけではあるまいが、父親さながら9回…

山形傷心篇〜見たかった石垣雅海の故郷出場

東北の日本海側に位置する山形県は日本国内でも有数の壮大なる自然に恵まれた地域である。全国生産量の7割を占めるさくらんぼのイメージが強いが、もちろんそれだけではなく、日本百名山に数えられる美しい山々に囲まれ、そのひとつの吾妻山を水源として日本…

明日から

●0-5DeNA(25回戦) 敵地・ハマスタでのDeNA戦今季ラストゲームは完敗。打線はわずか1安打に抑えられ、2回以降は走者1人すら出せず。先発投手の清水達也は制球に苦しみ、4回で降板。今季初登板初先発を白星で飾れなかった。シーズンの残り試合はいよいよ「1…

覚醒は突然に

○3-2巨人(20回戦) 今となっては信じがたいが、3月のオープン戦までは正捕手争いのなかで木下拓哉はライバル達の後塵を拝していた。 6月19日の開幕戦でもマスクを被ったのは加藤匠馬。しかしこの試合、途中出場でマルチ安打を放ち、延長10回までリリー…

憂鬱、恍惚、憤怒

●4-8巨人(19回戦) 「好事魔多し」ーー昔の人はつくづく上手いこと言うものだ。5連勝で借金も2に減らし、3位を射程圏に捉えた。さあ残り37試合、悲願のAクラス入りへと駆け上がろうぜ。今シーズン最高潮のムードでいざ首位・巨人討ちへ! ……だが現実はそ…

「嫌われた監督」と石垣問題

●4-8阪神(13回戦) 『週刊文春』で連載中の「嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか」というノンフィクションがとにかく面白い。筆者はフリーライターの鈴木忠平氏。落合政権当時、日刊スポーツの記者として目撃した落合ドラゴンズの裏側で起きてい…

取っておきの持ち腐れ

●3-7DeNA(14回戦) たまにふらっと現れては、壮絶なトラウマを植え付けていく。タイラー・オースティンは、そんなタチの悪い白昼夢のような存在だ。 DeNAとの対戦はこれが5節目だが、オースティンと顔を合わせるのはまだ4試合目。開幕直後に横浜スタジアム…

高梨違い

●4-5巨人(17回戦) ナゴヤドームでの3打席連続ホームラン。あの山﨑武司ですら成し遂げることができなかった快挙を、坂本勇人がやってのけた。 スゴイのはスゴイが、讃える気持ちなど毛頭ない。そもそも私は相手のファインプレーに拍手を送るという文化も大…

期待値ゼロからの逆襲

○2-1DeNA(5回戦) 「予告先発・松葉貴大」 ただでさえ悪い流れの中で、4連敗を覚悟した人も多いのではないだろうか。かく言う私もその一人だ。相手は前回打てそうで打てなかった濱口遥人で、こっちは松葉。松葉には悪いが、ポジティブになれと言う方が無茶…

ブレイク必至!石垣、打棒爆発

来年、ブレイクしそうな選手は誰かと問われたら、迷うことなく「石垣雅海」の名前を挙げたい。高卒3年目の今季は8月21日に死球の影響で抹消された平田良介と入れ替わる形で2年ぶりの昇格を果たすと、その日の巨人戦で菅野智之からプロ初安打となるツーベース…

ロールモデルとしての石垣雅海

●2-5(49勝62敗2分) Aクラス入りへの微かな希望もほぼ立ち消え、2019年のペナントレースも30試合を残していわゆる消化試合モードに突入した。ここから先は目先の勝利にこだわることなく、個人のタイトル争い及び来季以降を見据えた若手選手の積極起用が見ど…

夜の絶望、昼の希望

●4-6(23勝32敗) もはや悔しさを通り越して晴れ晴れしさすら感じるほどの完敗を喫し、逆に明日からは開き直って戦えるんじゃないかと。そんな倒錯に陥るほどけちょんけちょんにやられたこの3試合、残念ながら勝ち目を感じた瞬間は、ただの1秒すらも無かっ…