ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

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高橋周平

無死満塁〜高橋周平の一打がチームを救った

○9-2広島(12回戦:バンテリンドーム) 久々の快勝である。それも序盤に大量リードを奪い、悠々と見ていられる試合なんていつ以来だろうか。たまにはこんな試合があってもいいし、相手が苦手の大瀬良大地というのもなお良しだ。 開幕後最初のカードで3連勝す…

先週のナイスプレー!(5/31~6/5)

基本的に月曜日はゲームがない移動日ということで「先週のナイスプレー!」という企画を行っている。今回は5/31~6/5に行われた6試合を対象に、目立ったプレーには漏れてしまっているが個人的にナイス!と思われたプレーを投手部門、野手部門に分けて紹介す…

哀愁の背番号3〜勝つために不可欠な周平復活

●0-8-オリックス (3回戦:京セラドーム大阪) その昔、「join us~ファンと共に~」をスローガンに掲げた高木ドラゴンズが立ち上がった際、一部のマスコミの間でしきりに使われたのが “負けても楽しい野球” というフレーズだった。 若いファンには意味が伝…

無謀? 高橋周平ショート起用のときめきと現実

●5-8西武(1回戦:バンテリンドーム) 「個人的には好き。実用的かどうかはともかくとして」 高橋周平のショート起用に対する偽らざる本音である。21日の広島戦でお披露目された8年ぶりの「ショート・高橋」は、大敗の試合だからこそできる一種の “お試し” …

先週のナイスプレー!(5/3〜5/8)

基本的に月曜日はゲームがない移動日ということで「先週のナイスプレー!」という企画を行っている。今回は5/3~8に行われた6試合を対象に、目立ったプレーには漏れてしまっているが個人的にナイス!と思われたワンプレーを投手部門、野手部門に分けて紹介し…

石川昂弥、会心の一撃!……の裏でいま、セカンド争いが熱い!

●7-9楽天(オープン戦:北谷) これぞファンが心待ちにしていた光景だ。今季オープン戦のチーム第一号は、石川昂弥の逆転2ラン。投手陣が打ち込まれて試合こそ負けたものの、このホームランだけで “撮れ高OK” といっても過言ではない。2試合続けて7番サード…

セカンド高橋、サード石川! 立浪監督のサプライズ起用宣言にミスター・ドラゴンズの意地を見た

大きなニュースが飛び込んできた。あさって26日に予定されているオープン戦初戦の対阪神で、セカンド高橋周平、サード石川昂弥という布陣を敷くことを立浪監督が発表したというのだ(CBCラジオ『ドラ魂キング』より)。 これは率直に言って驚いた。現状、両…

永遠のテーマ

●0-1阪神(23回戦) 昨日をもってリーグ優勝の可能性が完全に消滅したドラゴンズ。一部報道では早くも来期以降の話題が取りざたされていた。久々のAクラス入りを果たした昨シーズンからの飛躍を期した2021年は、優勝争いに殆ど絡むことができないまま事実上…

目標の置きどころ

●1-6巨人(16回戦) 夢に日付を入れれば目標になる、と言ったのはワタミ創業者の渡邉美樹だったろうか。〆切のある目標ならば、具体的な計画を立ててアプローチせざるを得なくなる。その積み重ねにより、おのずと夢の実現に近づけるというわけだ。 氏のパー…

おまえがしっかり舵を取れ!

△1-1広島(11回戦) 連続カード負け越しが5で止まるのか、それとも6まで伸びるのか……。首位・阪神と2位・巨人のゲーム差が縮む中、これ以上上位チームとゲーム差が離されるとAクラス入りも厳しくなる。イニングを追うごとに広島に流れが行くゲーム展開、9回…

はじまりはいつも雨

○7-3ヤクルト(10回戦) 交流戦明け一発目の神宮シリーズGame 2は白星を勝ち取り、カード1勝1敗のタイとした。これが神宮球場での今季初勝利で、先発野手全員安打の7得点と打線が活発だった。 雨の6月19日、神宮といえば 神宮球場のある東京地方は朝から雨が…

ダイスのように

○4-1日ハム(3回戦) 先制、中押し、ダメ押しと効率よく得点を重ねた一戦は、ドラゴンズに軍配が上がった。交流戦の序盤2カードを終えて、4勝1敗1分け。何と交流戦の首位に躍り出た。ライデル・マルティネス不在で不安視された救援陣も、又吉克樹がクローザ…

Wake Me Up

△4-4阪神(7回戦) 今季最初の甲子園シリーズGame 1は引き分け。一時は3点リードを奪うも投手陣が守りきれず、終わってみれば「何とか負けなかった」といえる展開。首位を走る阪神の強さを改めて思い知った格好だ。 DT戦2000試合到達、メディアの取り上げ方…

君だけに夢をもう一度

●3-7DeNA(1回戦) 本拠地でのDeNA3連戦Game 1は、相手に終始先手を握られ敗戦。投げてはエース・大野雄大がまさかのグランドスラムを被弾、9回にはルーキー・牧秀悟に一発を打たれてジ・エンド。打線も追いつかない程度の反撃しか見せられなかった。 周平の…

願いよ叶え!

○5x-3阪神(21回戦) 「♪ 願いよかなえ いつの日か そうなるように生きてゆけ」 B'zの『ねがい』というヒット曲の一節である。私を含めてプロ野球ジャンキーは、この歌のように願いを叶えるために日々慎ましい努力を重ねながら生きている。誰に言われるでも…

キャプテンの背中

○11-5ヤクルト(18回戦) 2回裏、9番のところで打席に立ったのは岡野祐一郎ではなく溝脇隼人だった。 山田哲人の2ランなど初回に4安打を浴びた岡野だが、2回は簡単に三者凡退に抑えていた。なんとか5回まで持ちこたえれば勝機が見えてくるのではない…

渋く光った高橋周平の粘り

○7-4巨人(11回戦) 序盤に先制、中盤に中押し、終盤にダメ押しと理想的な流れで得点を重ね、首位巨人相手に打ち勝つことに成功した。 されど弱いチームにありがちな「負けるときは惜敗、勝つときは大勝」というようなワンサイドゲームにもならず、8回裏には…

一撃必殺

○3-1巨人(8回戦) “ホームランは野球の華”とは言うが、「華」というよりホームランは「必殺技」だと思うのだ。 絶体絶命の主人公。そのとき飛び出した起死回生の一撃。みんな大好き王道ジャンプ漫画のような逆転3ランを打ったのは、今シーズンここまで苦し…

【1994年12月】若きプリンス立浪、1億円プレーヤーに!

師走到来。 今年も残すところあと1ヵ月。忘年会にクリスマス、年末年始の準備と何かとイベントが多く、出費もかさむ季節である。総務省統計局の調査によると12月の消費支出は他の月の平均に比べて1.15倍も多く、年間で最も支出が増える月なのだそうだ。 大抵…

ヤンキー主義の継承者

ヤンキーの姿を見かけなくなって、どれくらい経つだろうか。 男子は腰パン、女子なら長スカートに金髪、バイクを買うお金は無いから50ccのスクーターにまたがり、同じような身なりの仲間と夜な夜な公園や学校に集まっては喫煙、シンナー遊びにふける。それだ…

無謀な男

◯7-1(54勝63敗2分) 福田の先制2ランとその他の5本のタイムリーのうち、個人的に一番嬉しかったのは事実上勝利を決定づけたと言える4点目、高橋周平のタイムリーツーベースだ。序盤、何度もチャンスを潰したことにより僅差での逃げ切りを余儀なくされてしま…

7度めの正直、ならず

●1-2(41勝50敗) 先週の金曜日、柳対平良の対戦から始まった連敗は一週間経った今もなお止まる気配はなく、またしても同じ柳対平良のマッチアップで、またしても柳が浴びた一発の被弾が決勝点となり、またしても終盤の反撃及ばず山崎康晃に抑え込まれるとい…

満月に吠える

◯6-4(40勝43敗) サヨナラ勝ちの代償はあまりにも大きかった。高橋周平の負傷離脱である。昨夜の段階では「突き指だろう」との楽観的な見解が大方を占め、今朝の中スポにも「抹消はしない」と載っていたのでひとまず安心していたのだが、蓋を開けてみれば最…

首位打者・高橋の貫禄

◯8-4(31勝39敗) ナゴヤドームが満員に埋まったのは、ガールズシリーズであること以上に相手先発の18歳の若者を観たい人が多かったからなのだろう。吉田輝星。この投手との対戦こそが3連戦のメインイベントであり、交流戦の最終日を締めくくる“トリ”とし…

救い投げ!

◯4-1(27勝35敗) 昨日の敗戦は結果もさる事ながら、勝ちパターンのリリーフをゴリゴリに消耗した挙句に3連投のライデルが34球も投じて負けた事こそが最大の問題点であった。おかげで今日はどんな展開になろうとロドリゲスとライデルは絶対に使えないとい…

頼もしい背中

◯7-3(23勝27敗) 10勝14敗。9カード中2カードしか勝ち越せなかった5月の戦いは一言でいえば「苦しかった」。 12連戦の真っ只中の5月1日、記念すべき令和の幕開けを山井が初回からぶち壊し、翌日はロメロが不運にも見舞われながらグラブを叩きつけた。そんな…

うちの看板です

◯10-3(21勝25敗) 6年間に及ぶ長い低迷。その根本的な原因は何なのだろうかと考えた時、まずパッと浮かぶのが「軸になる圧倒的な打者がいない」という事だ。 セリーグだと坂本勇人、丸佳浩、山田哲人、筒香嘉智、鈴木誠也。パリーグでいえば秋山翔吾、山川…

上司変われば部下も変わる

◯6-0(15勝18敗) 空前の10連休も終わり、今日から世の中も通常モード。いつもの休日でさえ日曜日の夜は憂鬱だというのに、10日間も休んだ日には5月病どころでなく本気でヤバい状態になってもおかしくない。特に昨夜はただでさえブルーなところにきて心の支…