ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

MENU

岡田俊哉

仁王立ちをもう一度

●1-5巨人(20回戦) 今年も夏が終わろうとしている。智辯対決となった夏の甲子園の決勝は、智辯和歌山が深紅の大優勝旗を手にした。感染症や長雨で苦労の絶えない大会となったが、地方大会を含む全ての選手・関係者には「お疲れ様でした」と伝えたい。 冷房…

4時間49分416球の白熱

○9-7ヤクルト(1回戦) 試合中盤まで視界を遮るように降り注いでいた雨も、いつのまにか小降りになり、勝敗が決する頃にはすっかり止んでしまっていた。野球の楽しさ、緊張感、そして怖さが凝縮された4時間49分にも及ぶ長丁場ともなれば天候が移ろっても何ら…

岡田でヤケ酒

土日のデーゲームが好きじゃない。独身ならともかく、妻子がいると土日の昼間は基本、外出していることがほとんどだ。その間に試合をやられても、当然映像を見ることはできないし、大抵帰宅するのは試合が終わってからなので、晩酌しながらナイター観戦とい…

セオリーに溺れる

●4-5(51勝63敗2分) 野球というスポーツには様々な状況に応じての無数のセオリーが確立されており、首脳陣は状況ごとに定石を打つのか、あるいは外すのかを瞬時に判断してプレイヤーに指示を出すことになる。当たるも八卦当たらぬも八卦、むしろ当たらない…

大人になった夏の少年

◯3-2(43勝52敗) 初めて岡田俊哉という投手を意識したのは今から10年前の夏、第91回夏の甲子園の1回戦、智弁和歌山vs滋賀学園での完封勝利だったと記憶している。とは言っても球のキレだとか変化球の精度といった、いわゆる投球に関することはほとんど覚え…