ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

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根尾昂

ズンドコベロンチョ

●0-3DeNA(9回戦) みんな知ってるのに、自分だけが知らなくて無性に不安になることがある。たとえばある日、会社の朝礼か何かで社員の誰かが結婚すると発表されて、驚いているのは自分だけで周りの社員はみな微笑ましくそれを聞いていたとき。 え? なんで…

駄作の映画は観たくない

●2-7DeNA(8回戦) 昔から映画が好きでよく観るのだが、本当におもしろい作品に出会えることなど100本観て一度あるかどうか。大抵は「ま、おもしろかったよ。そこそこね」という程度で、むしろ全然おもしろくないと思うことの方が多いくらいだ。 ただ、どん…

何にだってなれる

●0-3DeNA(7回戦) 憧れの企業への就職や、趣味を生かした仕事など、大人になるにつれ諦めることは増えていく。 たとえば新卒採用しかしていない会社には就活で落ちた時点で入社の夢は絶たれるし、家庭を築けば退職して夢を追いかけるといった思い切った決断…

苦手意識が克服できない

●0-2広島(8回戦) 苦手意識を克服するのは何だって難しいものだ。「克服せねば」と意気込めば意気込むほど空回りし、結局前よりも更にドツボにはまることがよくある。 たとえばピーマンが苦手な子供に無理やり食べさせようとしても逆効果にしかならないよう…

根尾の逆襲

若い時は許されたことでも、歳をとったら許されなくなることばかりでイヤになる。プレゼンでミスったり、営業で恥をかいても若い時は叱られつつも必ず誰かがフォローを入れてくれた。「これも勉強だから」「次から気をつければいいから」と。それが30代も半…

怪物くんの豪打

www.chunichi.co.jp 中日のドラフト1位・石川昂弥内野手(18)=東邦高=が24日、2軍練習試合のオリックス戦(ナゴヤ)に「4番・三塁」で先発出場し、プロ初本塁打となる2ランを放った。 1回2死一塁で迎えた第1打席、カウント1―1からオリックスの先発左腕・…

ここまで凄いのか、石川昂弥は

www.chunichi.co.jp 中日のドラフト1位ルーキー・石川昂弥内野手(18)が17日、広島との2軍の練習試合(由宇)でスタメン復帰し、根尾との3、4番コンビで1点をもぎとった。 プロ入り初の「4番」で先発出場すると、4回2死一塁で迎えた第2打席。中前打で出塁し…

起死回生! 根尾の一打

速報アプリ頼みの映像なき戦い。ファンのボルテージが最高潮に達したのは、土壇場の9回裏だった。1点ビハインドで迎えたこの回は先頭でヒットの井領雅貴と四球の石川駿を塁に置いて1死一、二塁。打席には、こういう場面でことごとくファンに溜息を吐かせてき…

根尾の悪癖

www.chunichi.co.jp 久々の勝利。柳裕也の快投、若竜たちの躍動……それでも今ひとつ心が晴れないのは、根尾昂の喫した2つの三振があまりにも残念だったからだ。 1個目は5回、1死二塁のチャンス。初球のスプリットに空を切ると、7球粘った末にやはり低めボール…

根尾は良くも悪くも将来が読めない

まだ根尾昂が高校生だった頃、大阪桐蔭の西谷浩一監督はその将来像について「どんな選手になるか、私も想像がつかない」と話したことがある。当時の根尾は投手でいくのか打者でいくのかさえ決まっていなかったが、その後打者一本に絞り、2年目のキャンプを迎…

石川昂弥、衝撃のデビュー戦

「ドガッ」 鉛をぶつけたような重低音が雨模様の読谷球場に鳴り響いた。打球の行方を目で追うが、認識できた時にはフェンスに達していた。あまりの速さに、人間の目では追いかけることすらできないとでも言うのか。ぬかるんだグラウンドに足を滑らせたのか、…

根尾、漫画の域に達す

昔っから男子というのは「必殺技」が大好きな生き物だ。漫画でも、特撮でも、あるいは時代劇に至るまで、大抵の男子向きコンテンツには必殺技か、それに類するものが出てくるのは、そんな男子の需要を見込んでいるからに他ならない。必殺技とひとえに言って…

根尾昂の来季を考える

chuplus.jp 中日新聞の定期購読者向けサービス「中日新聞プラス」で絶賛連載中の『「データ」で考える中日ドラゴンズ』。データマニアのロバートさん(@robertsan_CD)による骨太な考察がおもしろい優良コンテンツだ。 これまでもオリックスとの大型トレード…

はじめの一歩

●3-6(68勝72敗2分) 「5位」ーー与田ドラゴンズの初年度に付いた順位は決して褒められるものではないが、しかし同じ順位でも去年とは全く異なり、強い手応えのある前向きな5位と評価しても構わないだろう。 ラスト5試合までAクラスを狙える位置にいたこと、…

ロメロで終戦

●1-7(66勝71敗2分) 今日からの5試合は山本拓実、梅津晃大、小笠原慎之介、柳裕也、大野雄大という生え抜きローテで勝負をかけるとばかり思っていたので、予告先発でロメロと発表されたときは正直不安がよぎった。 何しろ最後の一軍登板は8月30日まで遡る。…

希望という名の光

●0-2(41勝48敗) 憤懣やるかたない敗北から一夜明け、寝起きは最悪、超ダウナーなテンションで始まった今日という一日は、しかし昼過ぎには梅雨明け間近の空と同じく晴れやかな気分になっていた。その理由は言うまでもない。ウエスタンリーグでの根尾ならび…

竜の未来

楽天生命パークで行われたフレッシュオールスターゲーム(以下FAS)は小園海斗の先頭打者ホームランが飛び出すなど、終始ゲームを支配したウエスタン・リーグが5-1で快勝した。 おそらく過去数十年でもこんなにFASが注目を浴びるのは初めてのこと。…

首位打者・高橋の貫禄

◯8-4(31勝39敗) ナゴヤドームが満員に埋まったのは、ガールズシリーズであること以上に相手先発の18歳の若者を観たい人が多かったからなのだろう。吉田輝星。この投手との対戦こそが3連戦のメインイベントであり、交流戦の最終日を締めくくる“トリ”とし…

救世主なんかいない

◯2-1(25勝34敗) 人は弱い生き物だから、うまくいかないことが続くと救世主を求めたがる。かつて経済困窮の末にヒトラーを神と崇めた旧ドイツ国民のように、あるいはポリティカルコレクトに疲弊した保守派白人層が過激な言動のトランプを大統領にまで押し上…