2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧
●0-2オリックス (オープン戦:ナゴヤ球場) ナゴヤ球場のドラゴンズといえば「イケイケどんどん」の強竜打線が名物。5点取られたなら6点取ればええがね的な派手な野球は見栄っぱりな名古屋人の心をつかみ、あの頃のドラゴンズはナゴヤ球場共々、地域に広く…
●1-4オリックス(オープン戦:刈谷球場) “ドラフト1位” の賞味期限はいつまで何だろう。たまにこんな残酷なことを考えたりする。同期の中でもぶっちぎりの注目と期待を受けて入団し、1年目のキャンプでは一挙手一投足が詳細に報じられる。一軍初出場の暁に…
〇2-0東京ヤクルト(オープン戦:バンテリンドーム名古屋) 鬼気迫る投球だった。まだ開幕まで3週間弱を残しているが、柳裕也はあきらかに本気だった。立ち上がり、先頭の塩見泰隆に対してオール直球の3球三振。意図したように全て143キロと、近代野球ではむ…
〇5-1東京ヤクルト(オープン戦:バンテリンドーム名古屋) 「次の球をどう対処するかですよ」 本日の放送で解説を務めた権藤博氏は、試合中に何回このフレーズを使っただろうか。主に鵜飼航丞、石川昂弥の若い二人が打席に立つたびに、一球ごとに打者心理と…
春季キャンプと平行して行われていた冬季五輪、とりわけカーリング女子の日本チームには連日感動をもらい、勝っても負けても毎日のように涙と勇気をもらった。カーリングは氷上のチェスと呼ばれ、考えるスポーツとしての面白さを知ることができた。 スコアの…
4回2失点ではあったものの、最速153キロを武器に先発の高橋宏斗が試合を壊さずに予定イニングを投げきると、鵜飼航丞が特大の一発をレフトスタンドに叩き込み、逆転勝利をもぎ取った。好調の阿部寿樹はダメ押しの2点タイムリーを放つなどアピールに成功。見…
〇5-3ソフトバンク(オープン戦:福岡PayPayドーム) 見慣れない光景に戸惑ったのは、きっと私だけではないはずだ。1点ビハインドの6回表、打席には鵜飼航丞。高めに浮いた直球を捉えた打球は、まるで滞空時間を楽しんでいるかのようにゆーっくりと放物線を…
3月2日付の『中日スポーツ』で、ナゴヤ球場に人気バンド・サカナクションの広告が掲出されたことが明らかになった。かねてから魚民(サカナクションファンのこと)の間では噂になっており、記事をもってその真偽がハッキリした形だ。写真を確認すると、ライ…
●1-3ソフトバンク(オープン戦:福岡PayPayドーム) 「ええでー、ええでー」と往年の上田利治監督の口癖をマネしながら、ソフトバンク戦を鑑賞した。 一か月にわたりお世話になった沖縄の空に別れを告げ、名古屋へ帰る道中の福岡シリーズは毎年の恒例になっ…
「開幕は歌舞伎でいえば、劇場が張り詰めて緞帳(どんちょう)が開く瞬間で特別な舞台だ」(日刊スポーツ) 阪急時代に12年連続で開幕投手を務めたミスターサブマリン・山田久志の言葉である。試合の立ち上がりは難しいと若手からベテランまで、ほとんどの先…