先週木曜、5月12日に東京ビッグサイトで開催された展示会に行きました。正確には水曜～金曜まで私の勤めている会社も展示会に出展していたのですが、木曜日に株式会社Rapsodo Japanさんのブースにお伺いしました。
Rapsodo社には、中日新聞のWeb版で連載をされていたロバートさん（@Robertsan_CD）が働いていらっしゃいます。以前「ようやっとる座談会」にもお越しいただいたり、オンラインでのドラフトイベント「#16VD」では新規参入の沖縄球団でご一緒させていただいたりしていました。
この度展示会の会期が重なったご縁もあり、ブースにお邪魔してきました。
Rapsodoのブースでは
この日の午前中に、同じ執筆陣のikki（@ikki_0306）さんや、スポーツ報知で中日担当をされている長尾隆広記者（@hochi_dragons_）もいらしていたようで、長尾さんのRapsodo体験記事も公開されています。
朝からいればその場に立ち会えたのに！と思いながらも、この日の午後に行ったのはメインのイベントがあったからに他なりません。昨年まで中日ドラゴンズに在籍していました、三ツ間卓也さんのトークライブイベントがあるからでした。
イベント前には三ツ間さんと少しお話をすることができました。三ツ間さんのYoutubeチャンネルでも話題にされていた「根尾投手」についてのことや、現役時代のお話などを気さくにお話できました。
トークライブ！
トークライブは三ツ間さんとロバートさんの対談形式で進みました。2017年に支配下登録された三ツ間さんはこの年に2勝11ホールドを挙げる活躍も、翌2018年はわずか4試合の登板に終わってしまいました。
さらなる飛躍を期待されながらも数字がついてこなかったこの年のオフ、三ツ間さんはデータ解析を取り扱う株式会社ネクストベースさんに相談。そこでRapsodoと出会うことになりました。
サイドスローから繰り出す150キロ近くのストレートと、曲がりの大きいスライダーが武器の三ツ間さんですが、サイドスローゆえのシュート回転するストレートをより活かすための強化に取り組みました。
そこで出てくるのが「回転効率」と「変化量」という2つのキーワード。回転効率を高め、より変化量の大きなストレートにするために試行錯誤を重ねました。今年に入って実際に投球された三ツ間さんの映像も紹介がありましたが、サイドスローからのきれいな横回転のストレート（回転効率はなんと100％！）で、変化量は平均値よりも10センチ沈み、30センチシュートするというボールでした。
更に投球の幅を広げるために、三ツ間さんはカットボールの習得に取り組みます。ストレートとスライダーの中間を目指して投げても、スーパースローカメラで分析するとどうしてもどちらかに寄ってしまうという課題がありました。そこで、敢えて大げさにしてみるとキレイなカットボールが投げられ、映像でもイメージ通りのカットボールの握りからリリースができていました。
デジタルの情報をフィジカルに落とし込むことで、これまで2年かけても習得できなかったカットボールをわずか1時間で会得。これまでは変化球についてキャッチャーの感覚を頼りにしていた部分がデジタルの数字を参照できるようになったことが大きな要因ともいえそうです。
そして三ツ間さんは2019年に飛躍を遂げ、29試合に登板し2勝4ホールド、各種指標でもキャリアハイの成績を残されました。
三ツ間さんはとっても素敵な方でした
開始時はまばらだった視聴者も、すぐに多くの人で溢れかえっていました。後半には多くの方からの質問に丁寧に回答されていた三ツ間さん。
この日の夜に行われたYoutube配信、インスタライブでは数時間前にプロ初先発を終えた上田洸太朗投手や、伊藤準規さんなど何人もの現役選手、OBがいらっしゃっていました。野球の世界を離れても三ツ間さんが慕われている理由はこの日お会いし、気さくで優しいお人柄に触れてよく分かりました。
上田投手には優しいお兄さんといった感じで、翌朝起きてからのアドバイスを送られていました。
そんな三ツ間さん、現在イチゴ農園を開業するために学校に通われています。ぜひともブログ執筆陣そろっていちご狩りに行きたいと思います！
三ツ間さんの各種SNSはこちら
Twitter：https://twitter.com/m_takuya43
Instagram：https://www.instagram.com/mitsuma_takuya_43_15/
Youtube：https://www.youtube.com/channel/UCcv98GZHyEgctVI-N8x3IhA
写真提供 株式会社Rapsodo Japan
Twitter：https://twitter.com/rapsodojp
yuya (@yuya51) | Twitter
