ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

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元気印・大西氏コーチ就任へ

 いま、ドラゴンズ周りの話題は猫も杓子も立浪新政権の組閣人事。というわけで今朝は中日スポーツも一面を割いて「立浪組閣 落合、大塚、片岡」と来た。根尾昂の一軍ショートスタメンでの躍動や、岡林勇希の月間2度目の猛打賞を差し置いて、来季のコーチングスタッフの話題が一面を賑わすとは異例も異例。

 シーズンは残り数試合を残すばかりだが、ゴルフコンペでの立浪新監督の何気ないコメントが記事になるなど、久々にドラゴンズに注目の集まる賑やかなオフの到来となりそうだ。

ゴルフ大会ではさっそく監督ギャグを飛ばして爆笑を誘ったそうだな

そのあたりのタニマチ扱いはさすがのモノよ

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大西氏、17年ぶりの竜復帰か

 中スポは投手コーチに韓国サムスンの落合英二二軍監督、ドラゴンズにて国際渉外担当を務める大塚晶則氏の招聘が “決定的” と報じた。また二軍監督には人気ユーチューバーの片岡篤史氏の就任が “濃厚” とのこと。チャンネル登録者27万人を誇る片岡氏の動画には、早くも熱烈なファンからの愛情あふれる激励メッセージが殺到する事態となっている。

 一方で元巨人コーチでもある大西崇之氏の入閣を報じたのはスポーツ報知だ。大西氏はノンプロのヤオハンジャパンを経て94年ドラフト6位で中日入団。星野監督好みのガッツ溢れるプレーで準レギュラーの座を射止めると、98年にはこの年のMVPを獲得した大魔神・佐々木主浩(横浜)からシーズン唯一の被弾を食らわせるなど、意外性のあるバッティングでチームに貢献した。

 引退後は2009年から2018年まで長年にわたって巨人でコーチを務め、その間4度の優勝を経験。2016年には日本代表の外野守備・走塁コーチを兼務した。今回就任が決まれば実に17年ぶりの古巣復帰となる。スタンドで「大事マンブラザーズ」の出囃子を歌っていた当時のことを思い出し、感涙にむせぶオールドファンもおられる事だろう。

立浪と大西のコンビといえばパッと思い浮かぶのはあの一件。久々に血気盛んなドラゴンズが見られるかも知れないぞ

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注目されるヘッドコーチ人事

 着実に固まりつつある組閣人事だが、気がかりなのが肝心のヘッドコーチに関する動向がいまだに不透明である点だ。一部報道によれば、PL学園の後輩である宮本慎也氏に打診したとも言われているが、真偽は不明。またファンからの人気が高く、待望論もささやかれて久しい井端弘和氏の名前が出てこないのも気になる。

 本来であれば監督の腹心たるべきヘッドコーチは、真っ先に決まってもおかしくない人事だが、何らかの事情で交渉が難航しているのか、あるいは水面下で密かに準備を進めているのか。

 ヘッドコーチの存在が政権の浮沈を左右するとさえ言われるほどの重要ポストなだけに、いったい誰がその席に座ることになるのか? 組閣から目が離せない日々がまだまだ続きそうだ。

(木俣はようやっとる)