ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

MENU

阪神、とち狂う

www.zakzak.co.jp

 当然ながら、27日のセ・リーグ臨時理事会で阪神は蜂の巣に。他球団は前日の情報共有の不手際を責めるとともに、「接触者の追跡調査を行わないといけない。残る4人はどうなっているのか」と詰め寄った。ところが阪神の谷本副社長は「この時点での名前の公表はマニュアルにない」の一点張りで拒否。一触即発の場面もあったという。

 

 開いた口がふさがらないとはまさにこの事か。藤浪晋太郎、伊藤隼太らが出席した“懇親会”がクラスタ発生の現場になり、たまたま22日までナゴヤ球場で阪神と対戦したドラゴンズも接触した2選手が自宅待機を余儀なくされるなど“阪神発”のコロナ被害は拡大の様相を呈してきた。

 いま重要なのは一刻も早い情報共有だ。危機管理に緩みのあった阪神を責めるのは収束したあとで構わない。にもかかわらず、阪神サイドはバレたらまずいとばかりに懇親会に出席した残り4人の名前をひた隠しにしている。よほどの大物が関与しているのか、あるいは未成年が絡んだ案件か。この期に及んで保身に走る阪神フロントの愚行には怒りを通り越して呆れすら覚えるほどである。

 

ぶれないデイリーがここぞとばかりにクッソどうでもいい芸能界の話題でお茶を濁してきたのが、なんともはや…

どんなときでも阪神と一蓮托生という意味では確かにぶれてないな

 

 

軽率阪神! 被害者の中日

 

 かわいそうなのが中日の選手たちだ。関係者も含めて15人の接触が確認されたというが、伊藤隼の出身校である中京大中京高、慶大のOBは挨拶に出向いている可能性が高い。

 特に伊藤隼とグータッチなど濃厚接触した2選手に至っては1週間程度の自宅待機というから、その間は練習はおろか満足に運動もできないことになる。各球団が外出自粛を要請するなか、親会社がひた隠しにしなければならないようなヤバい懇親会に参加し、見事に感染して他球団の選手にバラまくとは軽率も甚だしい。

 なにも情報を白日のもとに晒せとは言わない。だが、せめて行政と中日球団にはこっそりとでも良いから教えるべきであろう。口止め料は近本か小野寺あたりで。