昨日に続いて石川昂弥が2軍の練習試合で躍動をみせた。2打席凡退で迎えた6回の第3打席、フランスアからショートの左を抜ける左前打を放つと、8回の第4打席では野村祐輔から四球を選び、すかず走って二盗を決めた。
1軍実績のある投手が相手でもお構いなしの“石川劇場”。心底無観客なのが悔やまれる。
驚異の奪三振率! マルクは本物か
石川や根尾昂、岡林勇希といった野手のプロスペクトに目が向きがちだが、投手にも注目すべきは逸材は多い。中でも育成3年目のマルクは1軍の舞台にお目見えする日もそう遠くない存在だろう。
仁村2軍監督から早い段階で「今季のファームの守護神はマルクでいく」とご指名を受け、この日も3点差の9回に登板すると無難に三者凡退に抑えた。これでキャンプ中の練習試合を含めて今季は実戦6試合(6回)でまだ失点を許しておらず、被安打も1。驚くべきは奪三振で、イニングの倍にあたる12個を記録している。2軍レベルとはいえ奪三振率18.00はなかなかお目にかかれる数字ではない。
ちなみに昨季はウエスタンリーグで18試合22回2/3に登板して防御率1.99を記録。失点を喫したのは3試合(計5失点)で、複数安打を打たれたのも3試合と、リリーフとして安定感をみせた。一方、昨季16与四死球を許すなど課題とされていた制球も、今季はここまで1四球に留まっており、代りに昨季8.34だった奪三振率が急上昇している。
これを覚醒とみるか、はたまた偶然とみるかはもう少し時間が必要だが(勢いで判断すると巨人のモタのようになりかねない)、この投球を今後もしばらく続けることができれば自ずと支配下登録という話も浮上してくるはずだ。
マルクのこのストレートが頭から離れない
— 赤味噌 (@Akamiso97) 2020年3月17日
中日の日本人で一番凄い真っ直ぐ投げるんじゃないか pic.twitter.com/XFgFypqSWu
一度見たら忘れられない極めて特徴的な投球フォームに、「マルク」という登録名。もし1軍で活躍すれば一気にスターダムを駆け上がる可能性は高い。
日本名からの登録名変更はホッシャを彷彿とさせるね
このブログ読んでる人の何割がホッシャなんつってピンと来るんだか…