6日、名古屋市内のホテルで開催された球団年賀式に出席した“寝言は寝て言え”の権化こと白井文吾オーナーが、新年挨拶で妄言をぶっ放した。
来季2年目の与田監督は発熱のため式を欠席したが、7年連続Bクラスからの脱出、9年ぶりのリーグ制覇への期待が高い。竜の総帥は「(開幕して)1カ月くらいでわかるだろう。ただ(滑り出しが)良すぎても慢心するからね」と、開幕ダッシュより、粘り強く首位を争うことを望んだ。
2020.1.6 日刊スポーツ(web版)より
ソフトバンクや巨人ならまだしも、7年連続Bクラスに低迷する弱小球団のオーナーが“優勝の仕方”を心配するなど勘違いも甚だしい。昨年は同じ席で「優勝パレードを想像すると心臓がドキドキする」と90歳ならではのブラックジョークで会場を沸かせた白井だが、今年も寝言は健在だった。
つうか「開幕して1ヶ月くらいで分かるだろう」って。1ヶ月でダメなら今年もダメってことか
そもそも滑り出しが良すぎて優勝を逃したシーズンなんかあったか?
滑り出しに失敗するわけないほど今年の戦力は充実していると言いたいのだろうけど、そもそも補強らしい補強をしてない時点でね
オーナーは補強が仕事だろうに。それを怠っておきながら言葉だけ景気よく取り繕って、結局責任を取らされるのは監督はじめ首脳陣だ
気になるのは体調不良で欠席した与田監督だが、オフも海外視察から野球教室まで世界を股にかけて飛び回っていた印象があるから、体を崩すのも無理はない。選手が出席するわけでもなし、中日球団の背広組のための年賀式などスルーして、来たるべき2月1日に向けてしっかり休養してもらいたい。