ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

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2019年ちうにち10大ニュース

 与田新体制イヤーも間もなく終わりを迎えようとしている。とにかくグラウンド外で注目を浴びることが多かった今季の中日だが、新年を迎えるにあたり、あらためて激動の1年間となった2019年を10大ニュースと銘打って振り返ろう。

 

毎年恒例のこの企画!去年の10選はこちらから!

 

www.chunichi-wo-kangaeru.com

 

それでは今年もさっそくいってみよー!

 

10位 最強セットアッパー・ロドリゲス退団!

 

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 今季64試合に投げて41ホールド、防御率1.64という驚異の安定感でブルペンを支えた怪物左腕も来季からはメジャー復帰が決定。残念ながら中日を去ることになった。

「巨人 強奪か」って中スポが書いた時は背筋が凍ったよね

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▲10月24日紙面より

 

歴代最強レベルのセットアッパーと共に戦えたのは誇りに思うぞ

 

9位 根尾昂、苦戦の1年目!

 

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 去年の秋から中日の話題といえば根尾一色。京田を二塁コンバートして開幕スタメンとかなんとか色々言われていたが、蓋を開けてみれば根尾も高卒1年目の壁にぶち当たった。それでも年間とおして試合に出続け、終盤には来季の飛躍を期待させる活躍も見られた。

 

ウルトラスーパールーキーの初年度は期待値を大きく下回る結果に……

厳しいようだけど、そう言わざるを得ない。下でもギリ2割じゃ当分は上では使えんぞ

ルーキーという冠が外れる来季からが本当の勝負だ!

 

8位 与田強運!石川昂弥ゲット!

 

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 一本釣り狙いで公言までして指名したのに、まさかの3球団抽選となった石川昂弥。だが、与田がまたしても強運を発揮し、2年連続で高卒ナンバーワン野手をゲットした。

 

オリックスの指名が読み上げられた瞬間が今年の“ベストオブ頭真っ白”かも知れない

石井GMへの憎しみが一気に福良に向かった瞬間でもあった

 

7位 柳裕也、久々の日本人10勝!

 

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 2017年のドラフト1位・柳裕也が覚醒した。生え抜きの二桁勝利は2015年の大野雄大、若松駿太以来4年ぶり。ただし後半戦に2勝と失速したのは不安材料。来季は真価を問われるシーズンになる。

 

評価すべきはイニング数(170.2回)。なんとか規定に到達したのではなく、しっかり1年通して長いイニングを投げてくれたよね

ただ、被本塁打21は多すぎる。課題が多い分、まだ伸び代もありそうだ

 

6位 高橋周平GG B9両獲り!

 

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 8年目の高橋周平にとっても今季は飛躍のシーズンになった。2年連続規定到達はもちろんのこと、オフにはゴールデングラブ賞、ベストナインのダブル受賞という嬉しいニュースも飛び込んできた。

 しかし7月16日にはプレー中の不注意から右手小指を負傷し、丸1ヶ月の戦線離脱を余儀なくされたのは余計だった。一時は首位打者を狙える位置にいた打率も結局3割を割り、本塁打と打点は昨季を下回った。真の覚醒には程遠いと言わざるを得ない。

 

でもまあ「永遠の期待株」みたいな状態からは完全に脱したよね

良くも悪くも3割10本前後は見込める打者らしいが、果たしてそれでいいのか、周平よ……

 

5位 マスター阿部寿樹、ブレーク!

 

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 知る人ぞ知る控えの阿部が、突如としてブレークを果たした。開幕戦スタメンに7番セカンドで抜擢されると、そのままレギュラーを掴んで完走。“マスター”の愛称も板につき、来季は更なる成績向上を目指す。

 

跳ねたねえ。今季のセリーグでも屈指の跳ねっぷりだった

ここから和田曲線を描いて2000安打を達成する選手になろうとは……

 

4位 大島洋平 悩んだ末の生涯竜宣言!

 

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 今年で3年契約の切れた大島が、FA権行使をほのめかしたのが10月下旬のこと。まさかの移籍か!?とざわつく中、一部メディアも「阪神が調査」だのとええ加減なことを報じ、ファンの動揺もマックスに達す。

 しかし大島の決断は早く、そして正しかった。「ずっとドラゴンズで一年でも長くやりたい」。実質的な生涯竜宣言である。目指すは2000安打、そしてもちろん優勝だ。

 

大島が抜けたら根尾をセンターで使いやすくなるがや!などと抜かしてたのはどこのどいつだ

ひ、必死で強がってたんだよ。言わせんな

 

3位 暗黒期突入以来、最少の借金5!

 

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 いささかレベルの低い話ではあるが、2013年の暗黒期突入以来、最終借金5は最高の成績。補強らしい補強もせず前年の借金15から大幅な改善に成功した。

 

この結果だけ見ても与田はようやっとると評価すべきだろう

むしろ必死に与田を叩いてる連中はこの7年間、一体なにを見てきたのか…?

 

2位 大野雄大復活!

 

 前年未勝利に終わった元エース大野雄大の見事な復活が印象的なシーズンだった。極め付きは9月14日のノーヒットノーラン。投手にとって最大の勲章ともいえる快挙の瞬間が笑いのネタになってしまうあたりが大野らしくて良い。未来永劫、大野のノーノーと言えばあのポーズと共に思い出されることになるだろう。

 

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▲あのポーズ

 

クリスマスの朝にプレゼントを開けた子供みたいな喜びようだね

そして!今年もっともファンを熱くさせたドラゴンズニュースはこれだあああ‼︎‼︎

 

1位 山崎武司、うっかりバズる

 

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 それは6月22日、中日対日ハムの放送席での出来事だった。この日は東海テレビ制作の中継が北海道の地上波でも放送されるという変則的な編成で、盛り上げ役として副音声のゲストに呼ばれたのが峰竜太氏、ピン芸人の蛍原徹氏、そして山崎氏の3名だった。 副音声特有のぐだぐだ感に油断したのか、あるいは一方的なドラゴンズ優位の展開に気をよくしたのかは知らないが、山崎氏は日ハムファンの蛍原氏を前にして爆弾発言をやらかしてしまう。

「ドラゴンズに大野っていう捕手いるんすけど日本ハムにお返ししましょうか?清宮とトレードでね」

 おそらく山崎氏に悪気はなかったのだ。仲間内や講演会では爆笑ギャグとしてウケている鉄板ネタなのだろう。だが居酒屋ならともかく、山崎氏は副音声とはいえ解説者という立場でその席に座っているのだ。不特定多数の視聴者の耳目に晒される場で、特定の選手をクサすような発言をするなど言語道断。

 この問題発言はたちまちSNS上で拡散され、全国1千万人はくだらないと言われている大野奨ファンの逆鱗に触れて炎上。聖人君子で鳴らした山崎氏の評判はこの一件でガタ落ちしたのであった。 だが驚くべきはその後だ。騒動のわずか一週間後、なんと中日球団から公式リリースとして「山崎武司さんのドラゴンズスペシャルサポーター就任」が発表されたのだ。前々から決まっていたとしてもタイミングというものがあるだろう、とファンが呆れ返る中、当の山崎氏は騒動の影響で自粛していたTwitterを久々に更新、ウッキウキで抱負を述べたのだった。

 騒動からしばらくは山崎氏もTwitterの更新頻度を減らすなど山崎氏なりに気にはしていたようではあるが、今となっては笑い話。少しの失言で袋叩きに遭う昨今の風潮に萎縮せず、山崎氏にはこれからも好き勝手に発信して欲しいと切に願うのである。

 

こ、こんなのが今年の1位でいいのか……⁇

ああ、個人ブログだから何でもありだ

 

【予告】来る12月31日はいよいよお待ちかねの「中日スポーツ大賞2019」発表!今年は快挙が生まれたぞ!

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