ちうにちを考える

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栗原コーチ就任も未だ決まらぬ閣僚人事

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中日は2日、新打撃コーチに、今季限りで楽天を退団した栗原健太さん(37)が就任すると発表した。同日、契約を結び、ナゴヤ球場で就任会見。「選手のために精いっぱいやっていこうと思います」と意気込みを語った。

中日スポーツ「ドラニュース」11月2日付

 

   名古屋と縁もゆかりもない栗原が、広島に先駆けて中日のユニフォームに袖を通すというのが未だにしっくり来ない。2000年代のプロ野球を見てきた身としては、栗原といえば広島カープの4番であり、目に焼き付いているのは真っ赤なユニフォーム姿だ。

色味の近い楽天ならまだしも、正反対ともいえるのイメージはこれっぽっちもないだけに、律儀にドラゴンズブルーのネクタイを締めて臨んだ就任会見を見ても、まだ違和感しかないというのが正直なところである

   栗原は長年低迷するチームの若手育成という難度の高いミッションに挑むことになるが、楽天時代に苦楽を共にした与田監督に「力を貸して欲しい」と言われ、快諾したのだという。

   オファーを断ったOBもいると噂されるなかで、全くの外様でありながら困難承知で飛び込んできたその意気は頼もしい。根尾昂、石川昂弥ら、次代を担う若手達を一人前にすべく、“広島のゴリ”が名古屋で途中下車した。

 

立浪より先に栗原が中日の首脳陣になるとか。10年前には想像もできない展開だね

さて、あとは空席になってる左の打撃コーチだ

 

やはり楽天ルートから招聘か?

 

   秋季キャンプが始まっても首脳陣が決まらない。2年目の与田政権が深刻な人材難に見舞われている。波留敏夫、村上隆行、そして今日就任した栗原。共通するのは、現役時代に右打者だったということ。現時点で12人(外国人除く)在籍する左打者の指南役が空位になっているのは大問題だ。

   発表が遅れているコーチ陣の一、二軍振り分けも、おそらく残り一枠の打撃コーチ待ちだろう。既に決まっているが、何らかの理由で発表できないのか。あるいは本当になり手がいないのか。いずれにせよ中日OBが抜擢される可能性が低そうなのは残念でならない。やはりここでも障害となるのは諸々の派閥争いである。

   では未だ見ぬ新打撃コーチには誰が選ばれるのか。ここからは私の予測になるが、栗原と同様、与田がコーチを務めていた時期の楽天の同僚が濃厚なのではないかと見ている。

   この期間、楽天で打撃コーチを務めた左打者は草野大輔磯部公一の2人。両者とも現在は解説者として活動中。中日との縁に関しては村上や栗原がそうであるようにさほど重視されないようなので、特に問題にはならない。

   とはいえ与田と同じNTT東京出身の草野は、地元仙台で小・中学生向けの野球塾を開講したばかり。となると可能性が高いのはフリーの身の磯部か。はたまた全く異なるルートから連れてくるのか。個人的には中日、楽天のどちらにも縁の深いあのお方になれば嬉しいのだが、バリバリの右打者なので論外である。

 

くそぉ!あのお方が左打者なら万事解決だってのに!

ははは、例え左打者でもオファーせんだろ、山崎にゃ