ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

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十亀!バレ!広がるFA妄想

あいかわらずコーチ人事も発表されず、意気揚々と参戦表明したFA戦線も続報なし。諸々の情報が解禁される日本シリーズ終了までは退屈な毎日が続きそうではあるが、いざストーブリーグが始まればロクな事にならないのは分かりきっているので、平穏なこの時を大切にしながら日々を過ごしていこうと思う。

 

日本シリーズ終了翌朝の新聞が怖いよ

 

“巨人・ロドリゲス調査へ”とかな

 

西武・十亀は残留へグラリ

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地元愛知出身の西武・十亀剣が残留交渉に出席し、思いの外の好条件提示に「想像以上。正直迷ってます」と本音を吐露した。

十亀といえば以前からFAすれば中日入りが濃厚と噂されていたが、9月25日に中日スポーツが報じた「中日、FA戦線参戦も視野」という記事ではロッテ・鈴木大地、ソフトバンク・福田秀平こそ候補に挙がれど、なぜか十亀の名前はスルー。

バリバリの地元であり、なおかつ広いナゴヤドームを本拠地にできるのだから、十亀にとって悪い話ではないはずだが、縁もゆかりもない鈴木や福田が載って十亀が載らなかったのは何か裏事情を勘繰りたくもなる。

もっとも十亀獲得となったところで賛否が割れるのは避けられそうもない。今年の成績は102イニング5勝6敗 防御率.4.50と極めて微妙と言わざるを得ず、梅津晃大や小笠原慎之介といった若手が開幕から機能した場合、この数字ではローテ落ちも十分あり得るだろう。

そのうえ先日のドラフトでは投手を3人指名し、ただでさえ編成がアンバランス(投手が多く、野手が少ない)なところにきて、わざわざもう一枚ローテ入りさえ微妙な投手を厚遇で迎え入れるかといえば…….やはり今の段階ではちょっと現実的ではなさそうだ。

 

バレンティンがいるじゃないか

 

 プレーオフの活躍で評価が上がっている福田に対しては西武や楽天も獲得調査をしているとの報道が出ている。鈴木も残留濃厚だとか。ということは、今年も中日は自前で育てた外国人に逃げられた挙句、大した補強もできずに白紙の状態で翌シーズンに臨むという例年のパターンに陥ってしまうのだろうか。

そこで私が推しているのがバレンティン獲得である。メリットは盛り沢山だ。FA選手ながら補償がいらず、来季からは日本人扱いになる。戦力的にも喉から手が出るほど欲しい“一発長打タイプ”の権化のような存在で、退団が濃厚視されるアルモンテの穴も外国人枠を使わずして埋めることができる。今オフはこのタイプの新助っ人候補が市場に見当たらのも大きなポイントだ。

福田永将の出場機会が奪われるとの声もあるが、見方を変えれば福田を代打に回せるのだから大幅な選手層アップにつながるのは間違いない。デメリットは難がありまくる性格と、あまりにも酷い守備。そして何より、4億5千万円といわれる高額な年俸を中日が払えるわけもなく、妄想は所詮妄想のまま消えてしまうに違いない。

4年20億超の破格の条件でT.ウッズの獲得に成功したのも今は昔。球団の未来をクジ運に託しているようでは心もとない。

とか書いてる最中に、何やら中日周りが騒がしくなってきたようだ。東北の英雄を獲得?果たしてどうなることやら。続報を待とう。