ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

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モヤ、遂に昇格か

●2-5(7勝7敗)

 

残念ながら貯金生活は1日限りの夢に散った。ベテランらしからぬ炎上をみせた吉見は今季チーム14試合目で先発投手としては最短の4回途中KO。前回登板から中10日を空けたにも関わらず、投手の西にもタイムリーを打たれるようでは擁護のしようもない。

ただ、全盛期の頃から吉見は打たれ出すと止まらなくなるクセのようなものがあり、次の登板では前回の乱調が嘘のようにしっかり抑えるという姿を何度も見たことがある。まだ今季2試合目。今日の炎上で見限るのは時期尚早だろう。

 

3回に西が要求した土入れをキッカケに足元を気にするようになって調子を崩したのではという話も入ってきてるが……

 

もし本当にそうだとしたらちょっと繊細すぎる。そんなことで崩せるなら他の球団もわざと土入れしたりとか対策を講じてくるぞ

 

ここからは容赦ないふるい落としが始まる

 

今日でセリーグ5球団との対戦がひと回りした。「ひと回りするまではチームは落ち着かないものだ」とかつての落合監督は毎年のように口にし、新戦力の起用などに関していくら結果が出なくてもここまでは我慢していたものだ。

どうやら与田監督もその方針のようで、開幕から今日までに再調整のために降格したのは野手が亀澤、投手は小熊のそれぞれ1人ずつ。一度や二度の失敗で使わないということは絶対にないという宣言通り、経験の浅い選手であっても辛抱強くチャンスを与えている印象が強い。

だが、ここからは容赦ないふるい落としが始まる。その第一弾としておそらく明日の公示で抹消されるのがアルモンテだ。開幕から不信を極め、神宮球場での2ホーマーも上昇のきっかけにはならなかった。おそらく今日の試合、好調の福田ではなくアルモンテがスタメンで起用され、途中交代することなく4打席フルで与えられたのは最後の見定めを行うためだと思われる。だが結局、首脳陣の期待もむなしく2度の決定機を含む4タコに終わった。得点圏打率.000(9-0)。同じくオープン戦では不調だったビシエドがなんだかんだで開幕に合わせて打棒を発揮しているのに対して、アルモンテは復調の兆しが見えぬまま2年目のジンクスにハマってしまった。

おそらく代わりに上がってくるのはモヤ。既に2軍で4ホーマーを放ち、ファンの間でもアルモンテが凡退するたびに待望論が巻き起こっている。

 

去年も1軍で100打席立って3割打った。更なる飛躍を期待された途端に有鈎骨を折っちゃったんだよね

 

2軍の活躍を見てればすぐにでも使いたいところ、与田監督はよくひと回りまで我慢したよな

 

これだけチャンスを与えてダメならアルモンテも納得して下に行くだろうし、逆にモヤとしてもある程度の期間はアルモンテみたいに1軍でチャンスをもらえると思えるからこの判断は正解じゃないかな

 

1試合や2試合で即座に結果を出さないと落とされるんじゃ精神的にもキツいだろうからな

 

ちなみに去年のモヤは市民権取得のために一時帰国したビシエドの代役として昇格するなり決勝ホームランを含む3試合連続マルチヒットと打ちまくり、衝撃デビューを飾った。今年は果たしてどんな活躍をみせてくれるのか。とても楽しみだ。