ちうにちを考える

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大野奨太、インフルエンザに罹る

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 中日は30日、大野奨太捕手(33)がインフルエンザA型と診断されたと発表した。大野奨は29日にチーム便で沖縄入り後に体調不良を訴え、沖縄市内の病院で検査を受けた。2月2日まで宿舎で静養し、同3日から練習に参加する予定。前日のチーム便には主力や新人ら66選手を含む総勢107人が乗っていただけに感染の拡大が不安視される。前日の大野奨はマスク姿で移動していた。

 

 昨日の記事で全員が怪我なく完走できることを祈ると書いたばかりだというのに、いきなりこれである。せめて名古屋で検査をしていれば良かったものを、選手スタッフ総勢100人の大所帯が同じ飛行機で移動してしまった以上、このまま誰にも感染せずとはいかないだろう。インフルエンザの潜伏期間は1〜3日だという。昨日大野から感染したとして、症状が出始めるのは今夜からキャンプ初日にかけてになるだろうか。

 

石川昂弥が、根尾昂が、インフルエンザなんざで初日から離脱なんてことになったら泣くに泣けんぞ

 

一流はインフルエンザには罹らない


 大野奨といえば先日のラジオ番組で山﨑武司氏が熱烈なエールを贈ったばかり。FA移籍3年目の今季は、郡司裕也などライバルも増えてより厳しい立場での戦いになるだろう。もちろん怪我を抱えているのを分かっていて獲得に乗り出した以上、ある程度は仕方ない面もあるのかもしれない。それでも中日では数少ない1億円プレーヤーとして、せめて2番手捕手の地位くらいは確立してもらいたいところだ。

 ファンの中にはインフルエンザを完全に防ぐのは難しいと擁護する方もおられるようだが、結果が全ての世界ではこのタイミングで感染してしまう“運の悪さ”も実力のうちなのだ。昔、「マネーの虎」という番組で志願者の女性が開業準備の途中で癌を患い、計画を諦めると言ったとき、出資者の高橋がなりはこう言って突き放したのだ。「病気になるってことは能力が無いし、それが理解できないと経営者になってはいけない。だって結果なんだもん、経営者は、頑張りましたとか一切関係がないの

 厳しいようだが、真理だろう。事実、巨人の坂本勇人も今月半ばにインフルエンザに罹ったが、下旬には「この時期でよかった」と完治して練習を再開したのだ。例え本人の努力とは関係がなくても、坂本は決してキャンプ中にはインフルエンザには罹らない。なぜなら一流選手だから。理不尽だが、この世界はそんなもんである。

 

おいおい、それじゃまるで、06年のキャンプでブヨに刺されて離脱、07年も虫刺されが悪化して離脱、09年も目の腫れでキャンプほぼ全欠した井端が一流選手じゃないみたいだろ!

井端はキャンプを休んだ年の方が好成績を残す変な選手だったから参考にはならんだろ

 

【参加資料】

中日スポーツ2007年2月10日3面