ちうにちを考える

中日ドラゴンズ歴史研究家が中日の過去、現在、そして未来について持論を発表するブログです

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最強のふたり

◯3-1(9勝7敗)

 

貯金2の2位。まだシーズンの9分の1を消化したばかりとは言え、ここまでの善戦を予想できたのは私と彦野以外には誰もいないだろう。何しろ解説者100人中99人が5位か6位に予想したチームだ。昨年とほとんど選手の入れ替わりはなく、むしろチーム最多勝のガルシアが抜け、2位タイの6勝をあげた松坂が出遅れるなどマイナス要因ばかりが目立った。限りなく最下位寄りの5位に終わった6年連続Bクラスの弱小チームが、プラス要素皆無で首脳陣だけごっそり入れ替えたところでうまくいくはずがないと思うのは至極当然である。

 

名古屋の解説者はちらほらドラゴンズを上位に予想してたけど、ほとんどが忖度だろう。やけに自信ありげに優勝と予想したのは彦野だけだよ

 

あれ?いつも熱烈に応援してくれる山﨑はどうなんだ?

 

ああ、山﨑ならごく普通に最下位予想だよ

 

嘘でも「今年は違います」とか言っとけよ……

 

最強のふたり

 

今年のドラゴンズを支えるのは盤石のリリーフ陣だ。開幕直後にハマスタと神宮で燃えたため、まだ防御率にはその実態は反映されていないが、毎試合こまめに追いかけているファンならその凄さに気付き始めているはずだ。

中でも今日、7回と8回に投げたライデルとロドリゲスは本来なら日本にいるべきではないほどの恐るべきポテンシャルを秘める。今日、ライデルが投げた11球のストレートは全て150キロ超。そのうち7球が155キロ超という驚異のスピード狂だ。それでいてスッと130キロ台のフォークを投げるのだから打者はたまったもんじゃい。

左のロドリゲスは昨季、左腕としてはプロ野球史上最速の159キロを計測。ランナーを出しても点は取られない投球でここまで9試合に投げて失点はビヤヌエバのソロ1本に封じ込めている。

この2人が控えるリリーフ陣はまさに最強。当初はロメロの再登録と同時にライデルは一旦降格させるつもりでいたのだろうが、ルールとはいえこのレベルの投手を2軍で遊ばせておくのも酷な話だ。そのため、巷ではベンチウォーマーと化しつつあるアルモンテが落とされるのではないかとも囁かれている。

 

たしかに。あれだけの速球を放る投手をほいほい2軍に落とすのはあんまりだ

 

至るところで勃発する競争こそがチーム好調の原動力だね