今年もこの季節がやって来た!
2016年まで年末にTwitterで細々と発表し、毎年誰からも反応が来なかった究極の誰得、いや俺得企画「中日スポーツ大賞」がブログに場を移して2年ぶりに復活!
内容は簡単。2018年1月1日から12月31日までの中日スポーツで、一面を飾った選手を回数順にランク付けして発表するというもの。
あのスーパースターは何位なのか?あの毎日一面を飾ってるように感じるスーパールーキーは実際何回一面に登場したのか?すべての答えはこの2018年大晦日に明らかになる!
イェーイ!今年もこの季節がやってきたねえ!
じゃあさっそく5位から行くよ!
5位 小笠原慎之介 13回
若きエース候補は途中離脱してもこの順位だ!
「開幕」「快幕」「悔幕」と“カイ幕”コレクターっぷりを発揮したぞ
4位 鈴木博志 18回
毎年ドラ1ルーキーは多めに出る傾向があるんだ
参考までに2015年の野村亮介は何回だったんだ?
5回だね
例外もあるという事だ
3位 与田剛 18回
10月11日の初一面から怒涛の追い上げで上位三傑に食い込んだよ
星野、落合以来の“名前で一面が作れる監督”か
地味な監督の場合チームを形容する見出しは“竜”になるからね
2位 根尾昂 28回
まだ入団してない選手が例年ならぶっちぎり1位の登場回数でランクインだ
猫も杓子も根尾、根尾、根尾。ドラフト翌朝の名古屋は2ケ月早く正月が来たように挨拶が「おめでとうございます」だったとも聞く
来年は何回、いや何十回一面を飾るのか。早くも来年の大賞獲得は確実だね
そして今年の映えある中日スポーツ大賞は!
圧倒的な強さで話題を独占したこの選手だあああ!!!
大賞 松坂大輔 47回
そりゃそうだ。はっきり言って格が違う
ちうにちの話題が当たり前のように全国区のニュースで出てくるという体験は少なくとも過去20年間で無かった事だから新鮮でもあり不思議でもあったよ
通用するわけがない!プロが見ればすぐ分かる!と豪語していた金村や山﨑がナチュラルに手のひらを返したのも楽しかった
まあ彼らの目利きが悪いわけではなく、普通に考えて通用すると思うほうがおかしい状況だったからね
獲得報道が出た時にはファンの声も反対が多勢だった。かく言う俺を含めてな
野球は他競技より選手寿命が長い分、一人の選手を長期に渡って追うことができる。それこそ20年スパンで。その中での人生劇場みたいなものこそがプロ野球観戦の醍醐味だと思うんだ
まさに松坂大輔の復活はプロ野球観戦の醍醐味が凝縮されている
そういうこと
総評
今年ドラゴンズ関連の話題が一面を飾ったのは290回。そのうち松坂の47回というのは近年例がない圧倒的な数字だ。グッズ売り上げもメディアの注目もまさに別格。正真正銘のスーパースターである。
驚くべきは2位の根尾だ。初登場は夏の甲子園真っ只中の8月17日で、10月25日のドラフト以降は59度のドラゴンズ一面のうち24回が「根尾」だった。中にはラーメン屋のメニューや過去のローカル放送の発掘などニュースとは言い難い内容もあり、もはや根尾なら何でもいいという中スポの攻めの姿勢に感服した。中スポはこれでいいんだよ!
根尾と同じく秋以降に荒稼ぎした3位の与田監督とは対象的だったのが前任の森繁監督で、一面はなんと0回。開幕前、シーズン中、さらに退任発表まで一切一面に載ることなくユニフォームを脱いだ。
意外なのがキャリアハイを記録した平田良介。あれだけ活躍しながら初一面が7月31日(!)、合計6回はあまりに少なすぎる。また12回登場のビシエドも残した成績にしては少ない印象だ。
昨年264回まで落ち込んでいたドラゴンズの一面が6年連続Bクラスにも関わらず290回にまで回復したのはひとえに根尾のおかげに他ならない。極端に言えば根尾が一面を飾った28回のうち20回くらいは根尾である必然性がない内容で、去年までならゴルフやフィギュアスケートなど他競技に取られていたかもしれない。来年は今年以上に根尾が連日一面を賑わすのは間違いなく、早くも大賞獲得は確実と思われる。
松坂、根尾という人材に恵まれて290回に回復したとは言え、昔は年間330回くらいはドラゴンズ一面が当たり前だったのだ。まだまだ名古屋のドラゴンズ離れが止まったとは言い難い。来年は300回を目指して新聞斜陽時代を果敢にサバイブしてもらいたい。
今年の更新はこれでおしまい!
来年も気分次第で細々と続けるよ!